シリア北部マスカナで、アラビア語で「イスラム国」と書かれた壁のそばに道路検問所を設置するシリア政権派部隊(2017年6月5日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米国主導の有志連合軍は20日、先月末にシリア東部で行われた空爆により、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の最高位宗教指導者とされるトゥルキ・ビナリ(Turki Binali)容疑者が死亡したと発表した。

 有志連合の声明によると、空爆はイラク国境近くの町マヤディーン(Mayadeen)で5月31日に実施された。空爆後、ビナリ容疑者が死亡したとのうわさが流れていたが、公式発表は出されていなかった。

 IS組織内で「大ムフティー(Grand Mufti)」(イスラム教の最高位指導者)を自称していたビナリ容疑者は、IS最高指導者のアブバクル・バグダディ(Abu Bakr al-Baghdadi)容疑者の「腹心」とされ、「外国人テロ戦闘員の勧誘や、世界中のテロ攻撃の扇動で中心的役割を果たしていた」という。

 マヤディーンでは、ビナリ容疑者が死亡した空爆の2日前にも有志連合軍による空爆があり、IS傘下の通信社アマック(Amaq)創設者が死亡したと伝えられている。またロシアは16日、先月にISの指導者会合を狙ってシリアで行った空爆によりバグダディ容疑者が死亡した可能性があり、確認を進めていると発表している。
【翻訳編集】AFPBB News