アンゴラの首都ルアンダで会談に臨む、ジョゼ・エドゥアルド・ドスサントス大統領(2016年4月25日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】アフリカ南西部アンゴラを38年にわたって統治してきたジョゼ・エドゥアルド・ドスサントス(Jose Eduardo dos Santos)大統領(74)のために、同国政府が「黄金の引退プラン」を用意している。

 ドスサントス大統領は先に、8月23日に実施される選挙で再選を目指さない考えを明らかにしていた。同国議会では22日、大統領の現在の1か月分の給与の9割に相当する年金の支給を認める法案を採決する。今月8日にドスサントス氏が自分の給与を引き上げた結果、現在の月給は100万クワンザ(約69万円)を超えている。

 この終身年金に加え、議会では運転手付きの車両やボディーガードの提供、旅客機のファーストクラスへの搭乗などを認めることも提案されている。

 さらには特別な法的地位の設置も提起されており、ドスサントス氏は「共和国名誉大統領」とされ、「その職務遂行と無関係な行為に関する刑事・民事責任」、つまりいかなる汚職の容疑などの追及には特別法廷が必要となるという。

 1979年に大統領に就任したドスサントス氏は、自らの親族を公営企業の幹部に置くなど、国家機関を用いた資金流用を糾弾されている他、人権活動家らからは指揮下にある警察と司法制度を通じた弾圧を非難する声も上がっている。
【翻訳編集】AFPBB News