温又柔さんのフェイスブックページより

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(東京 20日 中央社)台湾生まれの作家、温又柔さんの「真ん中の子どもたち」が第157回芥川賞の候補作に選ばれたことが20日、分かった。温さんはツイッターに「このノミネートが契機で、この作品が、この作品を切実に必要としてくださる読者とめぐりあえる機会が増えるであろうことが、何よりも嬉しく喜ばしいです!」と喜びのコメントを寄せている。

主催の日本文学振興会は同日付で、候補作4作品を発表。その一つに温さんの「真ん中の子どもたち」が選ばれた。同作は日本人の父と台湾人の母のもと、日本に生まれ育った19歳の女性が中国語を学ぶために上海へ語学留学をするという物語。

温さんは1980年に台北市で生まれ、3歳で東京に移住。2009年に「好去好来歌」で第33回すばる文学賞佳作を受賞、2015年に発表した「台湾生まれ 日本語育ち」では第64回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した。

受賞作は来月19日夜に発表される。

(黄名璽/編集:名切千絵)