米首都ワシントンのホワイトハウスで演説する、ジャレッド・クシュナー米大統領上級顧問(2017年6月19日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】公の場でほとんど発言せず、コメディアンの格好のネタにもされてきたジャレッド・クシュナー(Jared Kushner)米大統領上級顧問(36)が19日、企業の経営幹部を招いたホワイトハウス(White House)の会議で珍しく講演を行った。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の長女、イヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)大統領補佐官の夫で、不動産業も手掛けているクシュナー氏は、テクノロジー関連企業の経営幹部を前に、原稿を見ながら技術革新に関する所見を7分ほどにわたって述べた。

 クシュナー氏は、長い母音と滑らかな子音、中高域の声で「われわれは共に野心的な目標を定め、基本方針に取り組むための省庁間チームにしかるべき権限も与えた。今のところ順調にいっており、とても刺激的だ」と語った。

 米政権に加わって以降、修道士のようにもの静かなクシュナー氏はコメディアンから格好のネタにされてきた。米人気コメディー番組「サタデー・ナイト・ライブ(Saturday Night Live)」では、フランス映画『アメリ(Amelie)』の無口でちゃめっ気ある主人公になぞらえ、親しみを込めて「小さなユダヤ人アメリ」と呼ばれていた。

 米政権の保守強硬派は、クシュナー氏とイヴァンカ氏について、気まぐれなトランプ氏を自分たちの思想に誘導しようとしていると見ている。

 一方、ショーン・スパイサー(Sean Spicer)大統領報道官は19日、クシュナー氏が近く中東を訪問し、中東和平交渉の進展に向けてイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相やパレスチナ自治政府のマハムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長と会談する予定だと発表した。
【翻訳編集】AFPBB News