ドクター・フー』

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英国で50年以上の歴史をもつ人気番組『ドクター・フー』。今年のクリスマス特別エピソードをもって、製作総指揮の座をおりるスティーヴン・モファットに代わり、2018年から同ポジションにつくクリス・チブナル(『ブロードチャーチ 〜殺意の町〜』)が、長寿番組のフォーマットを著しく作り直す可能性があることを示唆した。

『ドクター・フー』では計5話、スピンオフドラマ『秘密情報部トーチウッド』では計7話の脚本を担当したチブナルだが、英Television Magazineのインタビューで本人は、英BBCからの依頼を承諾するまでには時間が掛かったと話している。「ようやくイエスと答えたのは、骨の髄から『ドクター・フー』を愛していたからです。とても長いこと抵抗していたので、BBCは本格的に私を口説きにかかっていました」と話すチブナル。「でも結局のところ、『ドクター・フー』でやりたいことが私にはあった。BBCにそう伝えた時、"それについては話し合おうか"程度の答えがくるだろうと覚悟していたんですが、"素晴らしい!"と言われた」と続けている。

その具体的なプランについては明かさなかったが、"例えば『ブロードチャーチ』のように、1話完結ではなくシーズンまるごとかけて一つのストーリーを語るようなことは許されているんですか?"という記者の質問に、「ええ。BBCが求めているのはリスクと大胆さなんですよ」と答えている。

なお、モファットと同じく今年降板する主演のピーター・キャパルディに代わり、誰が新たなドクターを演じるのかについては、様々な憶測がネットで飛び交っている。しかし、チブナルは「脚本家の仕事の一つはノイズをシャットアウトすること」と述べ、噂には一切影響されないことを強調した。

現在の製作総指揮者と主演俳優の降板により、大きな区切りを迎える『ドクター・フー』だが、チブナルが来年に向けてどんな仕掛けを用意しているのか楽しみにしたい。チブナルが初めて手がける『ドクター・フー』シーズン11は、2018年秋に放送される見込みとなっている。(海外ドラマNAVI)