日本政府が住民を投獄した「金瓜石事件」から75年  遺族が追悼/台湾

写真拡大 (全2枚)

(新北 20日 中央社)日本統治時代の1942年6月、鉱山として栄えた金瓜石で、日本政府が地域住民100人近くを中国との内通や反乱画策などを理由に投獄した「金瓜石事件」から今年で75年になる。同地の新北市立黄金博物館では17日、同館と地元小学校の同窓会組織によって追悼音楽会が行われ、遺族らが犠牲者を悼んだ。

同事件は日本統治時代の終結後、国民党政権によって関心を持たれることもなく、33人が獄中で死亡。多くの金瓜石住民の心に消し去ることのできない辛い傷を残した。

会の最後には参加者が33秒間の黙とうを捧げ、純潔を象徴する白いバラを記念碑に手向けた。

祖父と叔父が投獄された簡連達さんは、このような事件が二度と起こらないでほしいと願った。

同館は事件について広く理解してもらおうと、同事件に関する屋外展示を行っている。

(黄旭昇/編集:名切千絵)