鉄製のフライパンは「サビたら使えない」と思っている人が意外に多いようです。実は、穴があくまで使えるほど耐久性が高いところが鉄フライパンの魅力。サビは事前に予防でき、サビても対処できるんです!今回は、合羽橋の料理道具店「飯田屋」6代目・飯田結太さんに鉄フライパンを使う前の油慣らしの方法とサビつき鉄フライパンを復活させる方法を教えてもらいました。

■鉄フライパンを購入したら「油慣らし」

鉄フライパンは購入したら、まず「油慣らし」が必要です。油慣らしをすることで、サビにくく使い勝手をアップさせていきます。必ず調理前に施しておきましょう!

◎油慣らしの方法

・STEP1:強火で空焚きする
・STEP2:油を入れて野菜くずを軽く炒める
・STEP3:冷めてから水やぬるま湯だけで洗う
・STEP4:空焚きして油を薄くひいたら完成

まずは、強火で空焚きをして、鉄の表面全体が青くなるまで焼きます。次に、油を薄くひいて、野菜くずなどを軽く炒めます。フライパンが冷めたら、水やぬるま湯だけで洗いましょう。「洗剤」で洗うのは厳禁!せっかく馴染んだ油がリセットされてサビやすくなってしまいます。最後に、再びフライパンを強火で空焚きし、フライパンの水気を飛ばしたら、油を薄くひいて完成!鉄フライパンが熱くなるので、やけどに注意しながら行いましょう!

■ サビを落とす!裏技で復活させる方法

鉄フライパンは一晩水につけっぱなしにしたり、長期間湿気の多い場所に置いておくと、サビてしまうことがあります。サビがひどい時は、この裏技で復活させましょう!「金たわし」で磨けばキレイになる可能性もあります。まずは金たわしで試してダメだった場合、STEP1へ進んでください。

◎STEP1:サンドペーパーで削る

粗目のサンドペーパーでサビを削り取ります。鉄フライパンはゴシゴシしてしまっても大丈夫!フライパンの厚みが1.2mm以上なら、サンドペーパーで削ってもOK!1mm以下の厚さのフライパンも多いので要チェック。

◎STEP2:油を入れて煮込む

サビを削ったら、フライパンの半分くらい油を入れ、弱火で10〜15分グツグツと煮込みます。これで油が一気になじみ、フライパンが復活するんです!使った油は料理に使ってはダメ!必ず捨てましょう。

■鉄フライパンを長く使うために

はじめのお手入れと、サビた時の復活方法を覚えておけば、鉄フライパンは長く使い続けられます。ずっと寄り添ってくれるのが鉄フライパンの魅力!鉄フライパンを使う場合には、ぜひ参考にしてください。

◎取材協力

飯田結太さん
大正元年に創業された料理道具店「飯田屋」の6代目。料理グッズは8500アイテムを揃え、フライパンだけでも150種類、卵焼きサイズのフライパンも合わせると200種類も取り扱っている。客層は料理人から主婦まで幅広い。個人的にもフライパンを60枚も所有し、日々試している。

(イラスト by mako-to)
(著:nanapiユーザー・nanapi編集部)