『大トロ・中トロ・クアトロツアー2017〜大漁〜』ファイナル公演のもよう

 恵比寿★マスカッツがきょう20日に、全国ツアー『喜怒愛楽ツアー「全国イク行く〜(ハートマーク」』の最終公演を恵比寿LIQUIDROOMで迎える。

 先立つこと5月4日、渋谷CLUB QUATTROで、4都市5公演をまわるツアー『大トロ・中トロ・クアトロツアー2017〜大漁〜』のファイナル公演がおこなわれた。このツアー『大トローー』では、リーダーの明日花キララがマグロ好きという理由から、彼女らが出演しているテレビバラエティ番組『マスカットナイト・フィーバー!!!』でマグロ釣りという企画が浮上、そのチャレンジで季節外れにもかかわらず明日花が1度に3匹ものマグロを釣り上げたことが発端となり、おこなわれることになったという。

 5月4日のこの日は、唯一無二のセクシー軍団を自負するグループだけあり、ステージのスタート前にフロアはほとんどが男性で埋め尽くされ、身動きも取れないほどだったが、その中でも女性のファンがあちこちに点在していたのも印象的。ステージ背面には恵比寿★マスカッツの名とこのツアーのタイトルが綴られた大漁旗が、彼女らの凱旋を待つがごとく会場に花を添えていた。

 6月20日に、ツアー『全国イクーー』最終日を迎えるにあたり、ツアー『大トローー』の熱気を触れるべく、その最終日の模様のレポートを以下に載せる。

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 ステージ開始直前に流れたアナウンス。その語りが終わると、大きな拍手と推しメンの名を叫ぶ声が会場いっぱいに鳴り響いた。そしていよいよ時間、ゆっくりと暗転する会場の中、ステージに登場したのは防寒着を着て釣り竿を手にした明日花。演歌調のBGMに合わせアットホームな雰囲気を作り上げると、会場後ろよりフロアに作り物のマグロが投げ込まれる。

 観衆によってステージまで運び込まれたそのマグロに、明日花は満足げな表情で「無事マグロが釣れたということで、今度はお前らのハートも釣り上げてやるからな!」と叫んだ。その声に反応した観衆の歓声に導かれ、いよいよステージは本格的にスタートした。

 明日花に導かれ、サブリーダーの川上奈々美が呼びこまれる。そして明日花と入れ替わりに、川上が一人また一人とメンバーの名前を呼び、ステージを徐々に恵比寿★マスカッツ色に染め上げていく。

 この日ステージに立ったのは、明日花と川上のほかに葵つかさ、石岡真衣、羽咲みはる神咲詩織、黒沢美怜、小島みなみ、田森美咲、夏目花実、松岡凛、由愛可奈、吉沢友貴の13人。ちなみに前日の3日には、同会場で川上と市川まさみ、神崎紗衣、古川いおり、白石茉莉奈、スーブー、辰巳シーナ、ティア、三上悠亜、三田羽衣、湊莉久、桃乃木かなの12人でステージを行っている。

 東京でのライブは、2016年末にZepp DiverCity (TOKYO)でおこなわれた、仮面女子との対決ライブ『恵比寿★マスカッツ喧嘩上等ライブ〜VS仮面女子 8100円を払うのはどっちだ!? このバカタレが! in Zeppダイバーシティ東京』以来だったという彼女らだったが、オープニングナンバー「バナナ・マンゴー・ハイスクール」より全開のステージを展開、激しく反応する観衆の掛け声もあって、ステージ開始から程なく会場は熱気に包まれた。

 さらにクラブ系サウンドで迫る「Pressure Bomber」「バイバイダーリン」とセクシーさ満点のステージに、会場の熱も冷める気配がない。また、ツアーで初披露となった「いまどきチャンス」や、さらにはお笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹の木村美穂がモチーフとなったというバラード「コイノウタ」では、木村から届いたメッセージが披露されるなど、バラエティ感も満載のステージに観衆の表情にも大満足の表情が見られた。

 今回のツアーでは、そのステージごとにMC担当者が変わるという趣向を披露、この日のステージでは田森と夏目が担当しステージを盛り上げた。特にその苗字に掛けてサングラスに黒のジャケットと、途中タモリのモノマネスタイルで出てきた田森には拍手喝采。

 また途中、昨年末のZepp DiverCity (TOKYO)のライブで見せた、明日花の絶妙なラップや葵によるシュールなコント「宇宙戦艦つかさ」など、サービス感も充実。時間はラストナンバーの「バッキャロー」を披露するまで、駆け抜けるように過ぎていった。

 さらに止まらないアンコールに、再びステージに登場した恵比寿★マスカッツの面々は、この楽しい1日を振り返りながら「WON’T BE LONG」までの3曲を披露、遂にはアンコールの予定になかった「バナナ・マンゴー・ハイスクール」「Sexy Beach Honeymoon」を再び披露し、大盛り上がりのステージに幕を下ろした。

 現メンバーの第二世代が活動を開始して1年半。「第一世代が結成から5年掛けて立った千葉・舞浜アンフィシアターに立つのが夢です」ステージの最後に明日花は語った。

 先輩たちの活躍に追いつけていないと周囲からの厳しい声を受けたこともあり、思い悩んだ時もあった彼女らだが、少なくともこの日のステージからは、大きく前進し目標に近づきつつあるように見えた。

 間もなく終演を迎える全国11カ所を回るツアー『恵比寿★マスカッツ 喜怒哀楽ツアー「全国イク〜」』で、その真価も発揮されていることだろう。

(取材=桂 伸也)

『大トロ・中トロ・クアトロツアー2017〜大漁〜』ファイナル公演のもよう








セットリスト

01. バナナ・マンゴー・ハイスクール
02. Pressure Bomber
03. バイバイダーリン
04. ビビるBodyでBoo
05. いまどきチャンス
06. コイノウタ
07. Jumping Bee
08. Sexy Beach Honeymoon
09. バッキャロー

encore
EN01. TOKYOセクシーナイト
EN02. Jumping Bee
EN03. WON’T BE LONG
EN04. バナナ・マンゴー・ハイスクール
EN05. Sexy Beach Honeymoon