調査会社Gartnerの調べによると、Appleは2016年に2,181億ドル(約24兆円)の収益を上げ、2015年に続き、世界で最も稼いだIT企業となったことが分かりました。

Googleの追い上げも目立つ

Appleの2016年の収益は、2015年の2,350億ドル(25兆円)から約7%減少したとは言え、2位のSamsungが1,391億ドル(約15兆円)を大きく引き離しており、依然としてAppleがIT企業の間では断トツの収益を叩き出していることが確認できます。
 

 
しかし、Gartnerの副社長であるジョン・デイヴィッド・ラブロック氏は、GoogleやAlibaba、FaceBookといった「デジタル業界の巨人たち」の追い上げが、AppleとSamsungというハードウェア業界の巨人に、将来的には対抗していくのではないか、とみています。「実質上、彼らはデジタルコンテンツやサービスを消費者に届ける、あらゆるサービスの“門番”と化している」。事実、2016年に3位となったGoogleは、2015年には5位に甘んじていました。
 
スマートフォンやタブレット市場の飽和によって、そこから上がる収益が頭打ちとなりつつあるにつれ、AppleやSamsungもデジタルサービスでの収益化モデルを強化していく方針を固めています。Appleについて言えば、Apple MusicやApp Storeはその代表例でしょう。
 

 
実際、Gartnerが公開した比較画像でも、AppleやSamsungについては、収益コアであるモバイル携帯分野での大幅減収が目立っています。
 
 
Source:Gartner,Business Insider
(kihachi)