6月20日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前日比162円66銭高の2万230円41銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの根岸慎太郎アナリストによると、前日19日のダドリー米ニューヨーク連銀総裁の発言を受けて、ドル/円が1ドル=111円台半ばまで上昇したことが支援材料に。同日の欧米株上昇も日経平均にプラスとなりました。

 また、日本時間20日朝には米シカゴ連銀のエバンス総裁の発言が材料視され、ドル/円が1ドル=111円台後半へと上昇。同総裁は「2017年の利上げが2回か3回か4回かは、まだわからない」と述べています。

 東証1部33業種中、ゴム製品、非鉄金属など28業種が上昇、一方、電気・ガス、不動産など5業種は下落しました。個別銘柄では、太陽誘電、ヤマハが買われ、長谷工コーポレーション、ユニチカは売られました。

 TOPIX(東証株価指数)は前日比11.18ポイント高の1617.25。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=111円50銭台で推移しています。

今週はFRB関係者の発言機会多い

 根岸さんによると、米連邦準備制度理事会(FRB)関係者の「タカ派的」発言を受けてドル/円が上昇したことが日経平均の支援材料となっていますが、連邦公開市場委員会(FOMC)が注視するとした物価動向は「依然として鈍化傾向にあり、ドル/円の一段高には物価の反発などが確認される必要がありそうです」(根岸さん)。

 なお、今週はきょう20日にフィッシャーFRB副議長(日本時間午後4時15分)とローゼングレン・ボストン連銀総裁(同午後8時15分)、21日にカプラン・ダラス連銀総裁、22日にパウエルFRB理事とFRB関係者の発言機会が数多く予定されており、引き続き材料視される可能性があります。

(オトナンサー編集部)