外国人が日本の食べ物に対して抱くイメージとして、寿司と並んで必ずと言っていいほど出てくるのが天ぷらだ。中国メディア・今日頭条は19日「何を『匠の精神』と言うのか? 天ぷらからその一端がうかがえる」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 外国人が日本の食べ物に対して抱くイメージとして、寿司と並んで必ずと言っていいほど出てくるのが天ぷらだ。中国メディア・今日頭条は19日「何を『匠の精神』と言うのか? 天ぷらからその一端がうかがえる」とする記事を掲載した。
 
 記事は「とても細かい部分でしっかりと仕事をし、多くの人に探求され尊敬される匠の精神を持つ国がある。それが日本だ。中華民族は5000年の歴史の中でグルメに対する愛を捨てたことはないが、そのこだわりぶりは日本も全く負けていないのである」と紹介したうえで、その精髄が垣間見える日本の食べ物として天ぷらを挙げている。
 
 記事曰く「日本の天ぷらは驚きの存在である」とのこと。天ぷらが古くはヨーロッパから伝わったもので、江戸時代には大衆食になっていたこと、もともと余った食材を使って提供されており、美味しく廉価だったためにとても喜ばれたことを紹介したうえで、「中国人にとって揚げ物の対象は魚や肉なのだが、日本では何を揚げて食べてもいい、すなわち、何でも天ぷらになり得るのである」と伝えた。
 
 その例として、殻付きのハマグリ、まんじゅう、アイスクリーム、卵、ウニといった材料を用いた天ぷらの写真を紹介。さらに、すでに油で揚げてあるはずのドーナツでさえ天ぷらにされるとしている。
 
 さらに、日本の天ぷらが他の揚げ物と異なる点として「まず、衣が薄く、卵と冷水、小麦粉というシンプルなものであること、そして食材に下味をつけないこと」の2点を挙げた。そして「揚げ物は味が濃く、もはや食材本来の味は残されていないとよく言うが、何でも極致を目指す日本の天ぷらは、揚げ物の香ばしさと食材の自然の味のバランスを見事に保っているのである」と評価した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)