イスラエル・ハイファ南東の空軍基地で離陸しようとする同国空軍のF16戦闘機(2016年6月28日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米航空・防衛大手ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)は、印タタ・グループ(Tata Group)傘下の防衛企業タタ・アドバンスド・システムズ(Tata Advanced Systems)とF16戦闘機を共同生産することで合意した。両社が19日、共同声明で明らかにした。

 F16の最新型、ブロック70(Block 70)をインド国内で生産する。同型機について両社は「最新の先進技術が搭載されたF16」だとしている。

 インド空軍は現在のところF16を導入していないが、専門家らは現地生産が行われることで仏ダッソー・アビアシオン(Dassault Aviation)の戦闘機「ラファール(Rafale)」などライバルに対し、ロッキードが将来の調達で有利な立場になるとみている。

 北部と西部で中国やパキスタンとの国境紛争を抱えているインドは世界最大の兵器輸入国。政府は現在、1000億ドル(約11兆円)規模の予算で旧ソ連時代の装備の近代化に取り組んでおり、2016年にはラファール36機を約80億ユーロ(約1兆円)で購入する契約を結んだ。

 ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相は、高価な輸入兵器への依存から国内生産にシフトする方針を取っている。

 F16は1978年に生産が開始され、累計生産数は約4500機。うち約3200機が現在も運用されている。
【翻訳編集】AFPBB News