効能効果を謳った健康食品は購入しないこと(画像は千葉県で確認された違法商品)

写真拡大

厚生労働省は2017年5月29日から6月14日にかけて、福岡と千葉で医薬品成分を含む健康食品が相次いで発見されたとして注意を呼びかけた。

医薬品成分を含有するものは「食品」と名乗っていても医薬品と見なされ、承認及び許可を受けずに製造販売することは、医薬品医療機器等法で禁じられている。

重篤な副作用が確認された成分も

厚労省によると、確認された違法な健康食品は2県で計5品。いずれも自治体の薬務課が健康食品の調査のため店舗やインターネット上で販売されていた商品を実際に購入し、成分を分析したことで発覚した。

千葉県で確認されたのは「OphiO(オフィオ)」「フェニックス10」という商品で、前者には「ノルホンデナフィル」、後者には「シルデナフィル」「タダラフィル」といういずれもED治療薬に用いられている成分が含まれていた。

福岡県では「RAPIDCUTS SHREDDED(ラピッドカット シュレデッド)」「alli(アライ)」「EMERGE HC(エマージュ ハードコア)」の3商品。それぞれ「ヨヒンビン」「オルリスタット」「ベルベリン」という医薬成分が確認され、特にオルリスタットは国内未承認成分で重篤な肝機能障害が副作用として報告されている。

現在までにいずれの商品に関しても健康被害は報告されていないが、医薬成分であるため他の薬剤などとの飲み合わせや、一定期間服用し続けた場合の健康被害は否定できず、当該違法品を利用している場合、直ちにやめるよう厚労省は強く警告している。