IT専門調査会社のIDC Japanは19日、国内モバイルデバイス市場における2017年第1四半期の出荷台数実績を発表しました。スマートフォン市場は、Android端末の出荷台数が好調に推移したため、前年同期比30.1%の大幅なプラス成長となっています。

国内モバイルデバイス出荷台数は前年同期比の17.3%増

2017年第1四半期の国内モバイルデバイス(スマートフォン、タブレット、PC、データ通信カード)出荷台数は、前年同期比17.3%増の1,410万台となりました。
 
これは、一般ユーザー向けのスマートフォンやタブレットの出荷台数の増加、ビジネス市場におけるPC出荷台数の増加が要因と考えられます。

スマートフォン市場はAndroid端末の出荷が好調

スマートフォン市場は、新製品のAndroid端末などの出荷が好調に推移し、iPhoneも前年同期比6.3%増と安定した成長を維持していることから、全体としては前年同期比30.1%の大幅なプラス成長となりました。
 
一方タブレット市場は、一般ユーザー向けモデルの出荷が前年同期比9.7%増と好調だったのに対し、ビジネス市場においては依然厳しい状態が続いており、前年同期比15.2%減のマイナス成長となったため、全体としては3.0%のプラス成長に留まっています。

国内モバイルデバイス市場は2021年頃まではプラス成長が続くか


 
IDC Japanのシニアマーケットアナリストである菅原啓氏は、2016年から2021年の国内モバイルデバイス市場全体の年間平均成長率は1.1%になると予想しています。
 
この期間は、ビジネスユーザー向けPCが買い替えサイクルに入ること、スマートフォン市場では従来型携帯電話からAndroidやiPhoneなどのスマートフォンに切り替えるユーザー層がいることから、安定した成長が続くと見られています。
 
 
Source:IDC Japan
Photo:flickr-Leo Lambertini
(kotobaya)