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●ジムの「名声」システムが廃止

どうもお久しぶりです。ライター岡安です。前回の記事がすでに8カ月前と、かなり干された状態ではあるのですが (編集部注: 干してないですよ。かわりに別の仕事をお願いしていました)、ポケモンGOの「ジム」に大幅なアップデートがあるということで、マイナビニュースの藤谷さんに呼び出されました。藤谷さんは高橋さんを継いでポケモンGO関係を担当している、うら若き女性編集者です。

岡安: お久しぶりです。高橋さんが異動になったということで、この企画も黒歴史が如くなくなってしまったのかと思っていました。

藤谷: そんなわけないじゃないですか。ちゃんと記事は残ってますし、立ち消えにはなってませんよ。ただ、高橋から引き継いだんですが、なんか面倒で放置を……、いえ、企画を温めていたところです。

岡安: ああ、そうですか。で、今回呼び出されたのはあの件ですよね。ポケモン同士を戦わせる「ジム」が大きく変わるという。

藤谷: お、さすがお耳が早いですね。そうなんですよ。6月19日に実装されるんですが、先行して体験会があるので、レポートしたいなぁと思いまして。

岡安: かなり変わると言うウワサなので、これは是非レポートすべきだと思いますよ。

藤谷: では体験会は代々木公園で朝10時から開始なので、現地集合にしましょう。

***

――ということで、体験会の当日となりました。

藤谷: 今日は楽しみですね。私は高橋と違って、個人的にポケモンGOが大好きで、毎日やっていたので本当に楽しみです。

岡安: え? やっぱり高橋さんって全然やってなかったんですか?

藤谷: やってなかったわけではないんですが、まあ、なんというか……。あ、どうやら始まるようですよ。さっさと行きましょう!

岡安: ……。ナイアンティックの須賀さんが説明してくれるみたいですね。体験会では特別なサーバーを使用しているため、そのサーバーに繋がる専用の端末でプレイするみたいです。

藤谷: 須賀さんって、なかなかカッコよくて、良い声してますよね。私とお似合いだと思いませんか?

岡安: そんなことよりちゃんと話を聞いてください。でもこのぶんだと、レクチャー自体にあまり集中してくれなさそうなので、僕が藤谷さんに噛み砕いて説明していきます。さっそくですが、どうやらジムは本当にガラッと変わるようですね。ジムに置けるポケモンは最大6匹までで、少しずつ置ける数が増えるのではなく、最初から6枠用意されているようです。

藤谷: お願いします。なら、強い人と一緒にいれば、ジムに入り放題ですね。最初から最大の数を置けるってことは「トレーニング」はなくなるんでしょうか。

岡安: どうやらそうみたいです。あと、置けるポケモンはひとつのジムに対して同じ種類のものは置けなくなるみたいですね。

藤谷: ええ? コイキング6匹置きとかできないんですか?

岡安: そこはカイリュー6匹置きとかでしょう。まあ、いいですが。そのようです。名声システムもなくなり、ジムの攻略方法も変わるみたいです。

藤谷: 名声の代わりにポケモンが個別に持つ「やる気」が追加されたんですね。やる気が低下するとどうなるんでしょうか。

岡安: やる気は配置した時に100%になっていて、バトルをしたり時間が経過したりすると、下がっていくんだそうです。で、やる気が下がるとポケモンのCPが下がるんですよ。最大までやる気が下がるとCPは50%くらいになるとか。

藤谷: ほうほう。ならCPが3000超えのカイリューも、やる気がなくなればCP1500程度になるってことですね。これだと、結構挑戦しやすくなりますね。

●強いポケモンは○が悪い

岡安: 新しいシステムは、初心者やあまり育成に力を入れていない人もジムバトルを楽しめるようになっていますね。で、最大にやる気が落ちた時に負けると、ジムから追い出されてしまうようです。

藤谷: なるほどー。あ、以前の状態ならトレーニングで名声を回復させられましたけど、そういう救済措置はないんですかね。

岡安: 同じチームの人が「木の実」を与えると、ポケモンのやる気が回復するようです。Ingressで言うリチャージみたいなもんですね。

藤谷: みんながみんな、Ingressを知っているような前提で話をするっていうのは、Ingressプレイヤーの悪いところだと思いますよ。

岡安: なんか、すごく怒られているんですが。まあ、それでもIngressで例えさせていただくと、Ingressの場合はそのポータルのポータルキーを持っていれば、遠くからでもリチャージできる「遠隔リチャージ」ができたんですけど、ポケモンGOのジムのやる気回復は、その場に行かないとできないようです。

藤谷: どのみち、ジムバトルは面倒だとか、かわいいポケモンを戦わせたくないって人も、同じチームのジムに木の実を与えることで、ジムに関われるようになりますね。

岡安: それはそうですね。いろいろな関わり方ができると思います。先程の長期間設置したポケモンに関してですが、問題がひとつありまして、それは報酬ですね。

藤谷: ジムにポケモンを配置したときの報酬も変わるんですか。

岡安: ジムで貰える報酬は、ポケモンがジムから帰還した時に一緒に貰えるように変更されています。報酬内容もジムに居た時間、バトルでの貢献度などにより変化するとのことです。

藤谷: だったら、例えば離島のジムに置きっぱなしのポケモンは帰ってこないから、何十日置いておこうがが報酬が貰えないわけですね。

岡安: 報酬だけのことを考えれば、適当な期間で帰還してもらった方が良いですね。

藤谷: たとえば、これまでは動きがほとんどない地方のジム10カ所にポケモンを配置していれば、毎日100コインが簡単に手に入ったけど、そういうことができなくなるんですね。

岡安: そうですね。できるだけ新陳代謝を良くしたかったんでしょうね。あと、やる気はポケモンによって減少度が違い、強いポケモンほどやる気が下がりやすいようです。つまり、維持するには餌代がかかるってことですね。

藤谷: なるほど、強いポケモンは燃費が悪いと。

●「ジムバッジ」を集めよう!

岡安: あと追い出されたポケモンはしばらくジムに設置することはできなくなっていましたね。クールダウンの時間が必要みたいです。

藤谷: 「げんきのかけら」と「キズぐすり」与えたくらいで、何度も働かせるなってことですよね。わかります。私だって今日の始発で帰ったんですよ。なのに取材現場に10時集合ってありえないですよね。クールダウンの時間が必要だと思いませんか?

岡安: ああ、うるさい。あと、大きな変更点としては、ジムにポケストップの機能が付き、アイテムが出るようになりました。それに、ジムでしか入手できないアイテムもあるようです。そのひとつが「レイドパス」なんですが、この話は後にしましょう。このポケストップでは、アイテムが獲得できるだけで、ルアーモジュールは設置できないようです。そして、これが大きな変化なのですが、ジムに何らかの接触をするとジムバッジが貰えるようになりました。

藤谷: ジムバッジ。RPGのポケモンのようですね。

岡安: 本家もやっているんですね。ジムバッジはジムごとに違うので、全国のジムバッジを集めるという目的が増えた感じですね。あと、ジムバッジにもクラスがあるみたいで、そのジムへの貢献度でブロンズ → シルバー → ゴールドと変化するようです。

藤谷: いろんなジムに行くことと、ひとつのジムに貢献するというふたつの理由で、ジムに関わりたくなるわけですね。

岡安: あと、ジムではないんですが、ポケストップにもちょっとした変化があり、ポケストップに水平方向の輪がひとつ追加されました。これはまだ接触していないポケストップの証で、アイテムをゲットするなど接触をすると、その輪が消えてなくなります。つまり、行ったことがあるポケストップかどうかが視覚的にわかるようになっています。

藤谷: ああ、なるほど。もし彼氏にポケモンGOのプレイ画面を見られたら「ここには初めて来たって行ったじゃん。でも、ポケストップにはすでに輪がないから来たことあるんでしょ。じゃあ誰と来たんだよ」なんて言われて、修羅場になってしまうわけですね。

岡安: 意味がわからないんですが。あとジムバッジを獲得した場所は簡易的なマップで確認ができるので、どのあたりのジムを攻略したかの確認もできるようになっています。

藤谷: ポケモンGOって、プレイヤーを外に出すことには成功していましたけど、いろいろな場所に行かせるという点ではイマイチだったので、そこもフォローされている感じですね。

岡安: まさにそうですね。ということで、前編はこのあたりで。後編はジムのもうひとつの大きな変更点、レイドバトルを解説します。