【ビデオ】ジープのドライバー同士がすれ違うときに挨拶する「ジープ・ウェイブ」、その起源に迫る
ジープ・カルチャー。固い絆で結ばれたこの熱きエンスージアストたちのコミュニティには、興味深いストーリーや伝統が多く存在する。例えば「ジープ・ウェイブ(すれ違ったジープのドライバー同士がお互い手を上げて挨拶を交わすこと)」と呼ばれるカルチャーもその1つだが、これがどのようにして始まったか、ご存じだろうか?

自動車の歴史を紐解く米国版Autoblogのビデオ・シリーズ『ザ・エクスポジション』では、この習慣的行為の起源について考察する。

ジープに乗り始めると、他のジープ・オーナーがすれ違いざまに手を上げて挨拶してくれることに気付くはずだ。

なかなか粋な文化だと思う。だが1つ気になるのは、一体いつどのようにして、この挨拶が始まったのか、ということだろう。

ジープ・ウェイブなんて言葉は初めて聞いたという方も安心して欲しい。それは貴方だけではない。

例えば、筆者の友人ジェームズは、2013年に初めてジープを買ったが、若くしてこのクルマのオーナーになった他の人々と同様に、この習慣について知らなかった。もちろん、すぐに理解したようだが。

この習慣の起源については、不思議なことに、納得できそうな3つの説を発見した。



学説1:このジープ・ウェイブは第二次世界大戦の最中に始まったとする説。パトロール中の兵士たちがお互いを認識するためのものだったというのだ。



学説2:ジープ・ウェイブは戦後に始まったとする説。当時のジープ・オーナーは、殆どがこのクルマの性能を知る退役軍人だったため、ウェイブはお互いの軍役経験を確認するための合図だったというもの。これは筋が通っているように思われる。



学説3:ジープ・ウェイブが始まったのは戦後しばらく経った1970年代、オフロード車の人気が高まった頃とする説。冒険好きなアウトドアを好む人々の仲間意識から生まれたという。



ところで、このジープ・ウェイブには、どちらが最初に手を上げるか、ということに関して暗黙のルールがある。まず年式の新しいジープに乗るドライバーから、旧いジープのドライバーに挨拶する、と決まっているらしいのだ。また、ノーマルのジープと改造されたジープがすれ違った場合、ノーマルのジープに乗るオーナーが先に挨拶しなければならない。いずれも興味深い話だが、ジープ・ウェイブがユニークな伝統であることは確かだ。もし、ジープを運転する機会があったら、対向車線のジープにウェーブすることを忘れないでいただきたい。



By Autoblog Staff

翻訳:日本映像翻訳アカデミー