台湾人の死因、がんが35年連続トップ

写真拡大

(台北 19日 中央社)衛生福利部(衛生省)が19日に発表した昨年の死因に関する統計によると、がんで死亡した人数は4万7760人に上り、全体の27.7%を占め最多となった。がんが死因の1位になるのは35年連続。

同部の統計によると、昨年の死亡者数は17万2418人で、前年と比べて8844人増加した。3分3秒に1人が亡くなっている計算になるという。

2位以下の死因は順に心疾患、肺炎、脳血管疾患、糖尿病、不慮の事故、慢性下気道疾患、高血圧性疾患、腎炎・ネフローゼ症候群・腎病変、慢性肝炎・肝硬変。前年と比べて脳血管疾患と肺炎の順位が入れ替わった以外、変化はなかった。

同部疾病管制署の荘人祥副署長によると、昨年の肺炎による死亡者数は1万2212人。前年と比べて1451人増加しており、昨年1月の寒波と高齢化率の上昇が影響したと推測している。肺炎で死亡した人の9割が65歳以上の高齢者だったという。

荘副署長は、肺炎の感染による死亡を防ぐため、昨年10月には公費で受けられる予防接種の量を300万本から600万本に増やしたと説明。予防には予防接種が最も有効であるとして利用を呼びかけている。

(張茗喧/編集:楊千慧)