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 9月の契約切れを待ってジャニーズ事務所から独立することが発表された、元SMAPの香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎だが、3人の独立によって今後、解決しなければならないさまざまな問題点が明らかになって来ている。

 3人が独立し、その受け皿になるとみられているのが元女性チーフマネージャーのI氏。これまで何度かメディアの直撃を受けたI氏は「もう芸能の仕事はしない」と独立に無関係なことを強調していた。

 しかし、一部スポーツ紙によると、I氏のエンターテインメントビジネスへの復帰は水面下で具体化。今年12月に千葉市内の複合商業施設にオープンする劇場の舞台製作が、その第一歩となるで、内容は地方の人気劇団による公演。現時点で元SMAPメンバーの出演は100%ないというが、今回の独立で将来的に参加する可能性も出ているようだが…。

 「もともと、I氏のバックには芸能界の大物がついていた。ジャニーズ事務所から独立すると、まるで“暗黙の了解”のように一定期間干されることになるが、その大物がバックにいることで干されるのを防ごうとした。しかし、その大物が『やはり、引き抜きはよくない』とバックアップをやめてしまった。そのため、I氏がいかにして3人が干されないか、今後、知恵を絞らないといけなくなってしまった」(芸能プロ関係者)

 3人と行動をともにせず、ジャニーズ残留の道を選んだのが木村拓哉中居正広。その2人の今後については、ジャニーズ側が頭を悩ませることになりそうだというのだ。

 「SMAPの解散によってファンクラブは解散。会員100万人を抱え年会費は4000円。そのため、解散による損失は40億円と言われている。元メンバーたちの去就が固まり、ようやく木村と中居個人のファンクラブを設立できるが、そうなると、どっちがファンの数が多いか比較して、メディアであおられることになりそう。ただでさえ、木村はイメージダウンしているだけに、現状だと中居の方が会員数が上回ることは確実。事務所はこれ以上、木村のイメージダウン低下を避け、なおかつファンクラブの“集客”に力を入れなければならない」(芸能記者)

 3人が独立するまでに、ひと波乱もふた波乱もありそうだ。