禁止語・命令語を使わない?ならばどこまで許していいのか迷うもの



子育てをしていると、子どもの自主性や好奇心を尊重したいと思うあまり、迷うことがありませんか?子どもの小さないたずらや悪気のない言動を、どこまで許して何を注意したらいいのか、分からなくなることがあります。近年耳にする“叱らない育児”の線引きが曖昧だと迷ってしまいます。また、「ダメ!」「いけません」などの禁止語をできるだけ使わないように意識すると暴走してしまうのではないかという不安にもなりますね。

その時々で対処をすると“ぐずればいいよと言ってくれる”と学習してしまう



子どもが晴れの日に「長靴を履く」と駄々をこねる。お店のディスプレーに思わず手が伸びてさわろうとするのは、少しくらいいいのかしら?など、様々な主張をどこまでさせて、どれは正すべきか判断に迷うことがたくさんありますね。また止めさせようとしたら泣いて駄々をこねた。だから泣き止ませるために「少しくらいいいわ」と許してしまった。いったいどこで線引きをすればいいのでしょう?

判断能力の未熟な子どもの主張は、意思よりも欲求が強いもの



感情が先立ち制御できない3歳頃までは、頭で判断するよりも気持ちが先走ります。子どもが「○○したい!」と言えばさせるというのは、一見子どもの主張に耳を傾けているようですが、欲求を受け入れているだけなのです。3歳くらいまではその欲求に危険がない限りは見守る姿勢は大切ですが、子ども自身で善い行為かそうでないのかの判断はできていないことをお母さんは理解しておきましょう。

子どもの好みや経験値は自己責任で任せ、危険・不道徳は正しく教えよう



これから社会で生きていく上で人の迷惑になることなどの道徳心を教えるためには、「さわってはいけません」などはしっかり教える必要があります。その時は理由も伝えましょう。でも晴れの日なのに「長靴を履きたい」と駄々をこねて主張するのは尊重し「あなたの好きなようにどうぞ」とさせてあげることは甘やかしではありません。長靴だったから園庭を走りにくかったと経験して次は履かないかもしれません。“意見は尊重し道徳を教える”と一貫した態度で接することが大切です。

今日の1日1成長



意見は尊重し、社会のルールや道徳はしっかり教えましょう子どもの判断力も1成長、お母さんの一貫性も1成長。森みきこ(文)竹内エリカ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/