(写真提供=カン・ミョンホ)

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今年5月4〜7日に開かれた「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で日本デビューを果たしたアン・シネ。韓国女子ゴルフ界の“セクシー・クイーン”の日本上陸にはゴルフ界のみならず日本中の注目が集まった。

そんなアン・シネが、来る6月22〜25日に千葉県の「カメリアヒルズカントリークラブ」で開かれる「アースモンダミンカップ」で日本第3戦に臨む。

ただ、今大会のアン・シネは、5月の日本参戦時とは一味違うかもしれない。

というのも、2年連続賞金女王に輝いており、建国大学の先輩でもあるイ・ボミから、あるアドバイスをもらったと韓国メディアに明らかにしたのだ。

「焦ることはないよ」

アン・シネは前出「サロンパスカップ」と日本2戦目となった5月12〜14日の「ほけんの窓口レディース」で、イ・ボミと同組でラウンド。

その“韓国美女ゴルファー対決”は大きな注目を浴びたが、その際、アン・シネはイ・ボミからこんなアドバイスをもらったそうだ。

「オンニ(お姉さん)が、“あまり焦ることないよ”と言ってくれたんです。韓国では長くプレーしてきたけれど、コースもよくわからず適応しなければならないことがとても多いから、ゆっくりやってみれば良い結果が出ると話してくれました」

イ・ボミがそうアドバイスしたくもなるほど、日本デビュー当時のアン・シネは固くなっていた。

というのも、彼女のデビュー戦は、練習ラウンドから記者が殺到するほど注目度が高かったのである。

アン・シネはその状況を楽しむ反面、動揺もしていたという。

「こんなにたくさんの関心をいただくとは想像もしていなかったので、最初は動揺もしましたし、楽しかった。私もプロゴルファーだから、成績で応えなければと思いました。少しプレッシャーにも感じていましたね」

“満足するしかなかった”初戦

忘れられないのは、詰めかけたギャラリーの多さだという。

何しろ今年の「サロンパスカップ」に集まったギャラリーは4日間合計で4万1484人。これは大会史上最高となる人数であり、JLPGAツアー全体で見ても、1998年のツアー開始以来8位となる観客数を記録したのだった。

ただ、一方でそのギャラリーの数は重圧にもなり、「少し冷静さを失ってしまい、良い成績を残すのが難しかった」という。

事実、大会を終えてみると、予選突破こそ果たしたものの最終成績は41位タイ。

決して高い順位だとは言えないが、意外にもアン・シネ自身はこの結果について、満足していると話す。

もっとも、彼女は「満足するしかなかった」状況にあったらしい。

「準備する時間があまりに足りなかったんです。練習ラウンドを回るにしても私のようなルーキーはプロアマに参加できなかった。こんな経験は初めてでした。2日間はラウンドできるだろうと考えていたのに、1日はまったくラウンドできませんでした」

「それに練習ラウンドのときは、日本の記者たちがホールごとに質問をしてきて。インタビューも多くて、この大会は簡単には行かないと思っていました」

だからこそ、大会の結果もポジティブに捉えている。

「予選を突破できただけでもうれしかった。予選落ちよりも失望させてしまうことはないですから。“たくさんの期待に応えられなかった”とも言われますが、私にとっては満足のいく大会でした」

イ・ボミが語る“日本挑戦1年目”

日本初参戦についてポジティブに捉えていることがうかがえるが、その前向きな考え方にはイ・ボミのこんな助言も影響しているそうだ。

「(イ・ボミは)JLPGA20勝を達成したけれど、最初のシーズンは優勝できなかったんだって。“初シーズンで優勝できないからといって実力が証明されないわけじゃない”と言われたことがとても心に響きました。自信を持てるようになりましたね」

イ・ボミのこうしたアドバイスがあったからこそ、アン・シネは困難の多い日本進出についてポジティブに捉えられるようになったのだ。

韓国人女子ゴルファーの強さはこういった選手同士の絆にも一因があるのかもしれない。

そんなアン・シネの日本ツアー第3戦となる6月22〜24日の「アースモンダミンカップ」にはイ・ボミも出場する。

2人はここでどんな会話を交わすのか。

そして、5月の日本初挑戦以降、喜びと苦しみが交錯する日々を送ったアン・シネはどんな活躍を見せてくれるのか。

今大会も韓国美女ゴルファーから目が離せない。

(文=李 仁守)

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