全米オープンでメジャー自己最高となる2位タイとなった松山英樹【写真:Getty Images】

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「日本が誇る天才」がメジャー自己最高の全米OP2位、最新世界ランクでも快挙

 男子ゴルフの四大メジャー第2戦、全米オープンは最終日の18日(日本時間19日)、松山英樹(レクサス)が8バーディー2ボギーの「66」で回り、通算276の12アンダーでメジャー自己最高の2位タイでフィニッシュした。米誌「ゴルフチャンネル」は「風が吹くコンディションの中で美しく戦った」と称賛。試合後に発表された最新の世界ランキングでは自己最高となる2位に浮上した。

 6アンダーの14位でスタートした松山はショット、パットともにさえ渡り、前半9ホールを3バーディー1ボギー。後半戦に入ると勢いはさらに増した。圧巻の5バーディー、1ボギーで、この日は6つスコアを伸ばした。優勝した通算16アンダーのB.ケプカ(米国)と4打差の2位タイに入った。

 最終日の猛チャージについて、記事では「松山は風が吹くコンディションの中で美しく戦い、8バーディの66を記録した」と記述。さらに、松山は試合を振り返って、こう語ったという。

「とても良いプレーが出来たと思います。あと一歩でした。後悔はありません」

 すべてを出し切っての2位タイ。記事では、メジャーでは自身最高成績であり、13年の全米オープン以降、メジャー大会で10位以内を記録するのは6度目となったことを紹介している。

■5月に日本人歴代最高の世界ランク3位…日本人初メジャー制覇&世界1位の偉業も視界に

「日曜日の追い込みは、松山に初のメジャータイトルをもたらすには至らなかったが、日本が誇る天才は次回の世界ランキングでキャリアハイを記録することだろう」

 こう記述されていた通り、試合後、発表された世界ランキングで2位に浮上。「彼自身にとっても、歴代の日本人選手としても、最高位となる」とつづられていたが、中嶋常幸が87年に記録した日本人最高位(4位)を5月に3位となっていた24歳は、直前の4位から順位が上昇。ロリー・マキロイ(英国)、ジェイソン・デイ(米国)を抜き、日本人最高位を更新する快挙を果たした。

 記事では「松山は安定したプレーが、日本人初となるメジャー制覇に必要だと考えている」と記述し、さらなる飛躍を誓った本人のコメントを伝えている。

「4回のラウンドでいい結果を残さないといけない。いいプレーで2度のラウンドはこなせたけれど充分ではなかった」

 自己最高成績を残しても満足することがない松山。日本人初のメジャー制覇、そして世界ランク1位へ――。その視界には、歴史的な偉業がはっきりと近づいている。