イヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)、ジャレッド・クシュナー(Jared Kushner) photo : Getty Images

昨年のアメリカ大統領選挙にロシアが介入したのではないかという「ロシア疑惑」の捜査で、調査対象になっていた上級顧問のジャレッド・クシュナー。ロシアの銀行と取引をしていた可能性が浮上している。

現在ロバート・ミュラー特別検察官によって捜査が進められているロシア疑惑。ドナルド・トランプ大統領の義理の息子で、上級顧問であるジャレッド・クシュナーの事業や財政面を捜査していることが明らかになった。

新聞「ワシントンポスト」によると、すでにクシュナーとロシアの事業家が選挙期間中に会っていたことは確認済み。先週、新たにクシュナーの金融取引について調査することが決まったという。同紙によるとFBIは、ロシア政府系の金融機関のトップがクシュナーに対して「アメリカ政府がロシアに対する経済制裁を解除するか、緩和してくれたら、トランプ一族の事業にロシアの銀行が融資しよう」と持ちかけた可能性に焦点を当てているという。

クシュナーの弁護士は「特別検察官が財政記録を調査するのは標準的な作業」と疑惑との関連を否定しているけれど、捜査はまだまだ継続中。この捜査結果次第でクシュナーはもちろん、妻イヴァンカ・トランプやトランプ大統領の運命が大きく変わるのは間違いなし。続報にも注目したい。

text : Yoko Nagasaka