中国メディア・人民網は16日、日本で開かれた国際食品工業展に出展した中国の食品包装機械メーカーが、日本のメーカーとの「ちょっとした大きな差」を実感したとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・人民網は16日、日本で開かれた国際食品工業展に出展した中国の食品包装機械メーカーが、日本のメーカーとの「ちょっとした大きな差」を実感したとする記事を掲載した。

 記事はまず、今月13-16日に開かれた国際食品工業展について紹介。日本食品機械工業協会が主催する同展は今年で40回目を迎え、今年は15カ国の789社、66の研究機関が参加したこと、食品の加工製造機械、包装充填機械、消毒機械、食品の貯蔵運搬設備、食品原料加工機械の展示が多かったことを伝えた。

 また、日本の食品業界はオートメーション率が高く、食品の工業化レベルが世界の先頭を走っていることから、同展は近年注目度が高まっており、毎年多くの海外バイヤーが商機を求めてやってくるとしている。

 そのうえで、中国食品・包装機械工業協会を代表して出展した上海嘉迪機械有限公司の対外貿易マネジャーが「中国の工業は現代化が進んでおり、食品加工の自動化において日中両国の差はどんどん詰まっている」と語るとともに、同社のスタンディングパウチ生産ラインが1分間100枚生産できて販売価格が120万元(約1950万円)と、80万元(約1300万円)ながら毎分25枚しか生産できない日本のものよりコストパフォーマンスに優れているとしたことを紹介。

 一方でこのマネジャーが「しかし、日本企業は細かい部分により優れている。中国のものは袋と吸口間の熱圧着部分に凹凸が生じてしまい、日本のようにフラットにできない」とし、品質に影響するわけではないものの、ちょっとした部分に差があること認めたと伝えている。

 記事によればこのマネジャーは「日本で出展した主な目的は、世界の先進企業との差を見出し、生産技術をさらに改良し、中国製のものがより多くの国に認めてもらえるようにするためだ」とも語ったという。他人の優れた点を謙虚に認め、改善に取り組む姿勢からは、今後この分野において中国メーカーが大きく成長する可能性が伺える。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)