貧乏な弱小チームがデータ分析を駆使して球団を改革するという映画「マネーボール」にあるとおり、メジャーリーグ(MLB)では日本のプロ野球とは比較にならないほどのデータ活用が行われています。MLBはゲームを観戦するファンのために、モバイル端末向けのリアルタイムデータアプリ「MLB.com At Bat」を提供していましたが、新バージョンがGoogleの簡易VR機能Daydreamに対応し、従来の野球観戦のあり方を一変する内容となっています。

Watch live virtual reality games in At Bat VR | MLB.com

http://m.mlb.com/news/article/230987420/watch-live-virtual-reality-games-in-at-bat-vr/

MLB.com At Batは、MLBゲームのリアルタイムの一球情報や、選手やチームの成績、ムービーでのリプレイ機能などを備えるMLB公式のアプリです。お気に入りのチームを登録すれば、チームの最新情報を随時、通知してくれるため多くのMLBファンがアプリを活用しており、スマートフォンやタブレットを片手にテレビ中継を見る、というのがコアな野球ファンではありふれた観戦スタイルになっています。

そのMLB.com At Batが、スマートフォンと簡易VRヘッドセットを使ってVR体験ができるGoogleのDaydreamに対応しました。Daydream対応のMLB.com At Batがどんな進化を果たしているのかは、以下のムービーを見ればよくわかります。

MLB.com introduces At Bat VR - YouTube

MLBファン御用達のアプリ「MLB.com At Bat」。



各ゲームの内容だけでなく、選手やチームの成績などをモバイル端末で調べられることからプレイの視聴内容をより充実したものにできるということで、2008年に登場以来、野球マニアになくてはならない情報ツールとなりました。



そのMLB.com At BatがついにVR対応を果たしました。VR空間では、全米各地で行われるゲームのリアルタイム情報を一挙に並べることが可能。



もちろんライブ中継も視聴できます。ライブ中継を表示する画面の周りには、選手やチームなどに関する情報が、上下左右にずらりと表示されます。



頭の傾きに応じて視点が変わるので、ゲームから目を離すことなく欲しい情報をゲット可能です。



上下左右のパネルへのアクセスはDaydreamヘッドセット付属のリモコンで操作可能。



もちろんゲームのストリーミング中継やリプレイ映像はハイビジョン画質で再生可能。画面一杯に表示させることもできます。



VR対応版MLB.com At Batでは、配球チャートの表示が変わります。これまでの野球中継ではピッチャー目線でコースを表示する配球チャートが一般的でしたが、キャッチャー目線に変更され、各コースをボールが通過する軌道まで3Dで表示することが可能になりました。



MLB.comのマイク・ペトリエロ氏によると、VR対応版のMLB.com At Batの特長は簡単だということ。ペトリエロ氏自身もVR未体験の状態でMLB.com At Batを体験しましたが、直感的に操作できるため30秒ほどで慣れるそうです。

VR対応版のMLB.com At Batは2017年6月1日からGoogle Playストアで無料提供されています。

MLB.com At Bat VR - Android Apps on Google Play

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mlb.AtBatVR