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「電気マッサージ器」をモチーフにしたLINEスタンプをリリースするなど、常にギリギリを攻めるLINEスタンプクリエイター、くーがさん(@qoooga)。

そんなくーがさんが作ったLINEスタンプ一覧を眺めていると、「間取り図」や「ゴキブリ」といった、これまたかなりきわどいモチーフでLINEスタンプを作っていることが発覚しました。

例によって「なぜ作った?」と聞きたい気持ちを抑えきれず、作者のくーがさんに色々とお話を伺いました。
今回はくーがさんが作ったLINEスタンプのことだけでなく、斬新な発想を生み出すコツなど、くーがさん自身に関するより深いお話も聞くことができました!

前代未聞の「間取り図」をモチーフにしたLINEスタンプ

くーがさんの作ったLINEスタンプ一覧を見て最初に気になったのは、間取り図をモチーフにしたLINEスタンプ『間取り図で話そう!』と、さらにその間取り図が動くLINEスタンプ『動く!間取り図スタンプ』。

誰もが「その発想はなかった」と思うことでしょう。
このLINEスタンプが生まれたキッカケは何だったのでしょうか。


-私はほぼ毎日「LINE STORE」をチェックしていますが、間取り図のLINEスタンプなんて初めて見ました(笑)
間取り図をモチーフにしたLINEスタンプを作ろうと思ったキッカケを教えてください。

くーがさん:
僕は『間取りパズル マドリス47 全国版(以下、マドリス47)』というゲームアプリを作っていまして、その続編のリリースに合わせてこのLINEスタンプを作りました。
(『マドリス47』の続編については、開発が長引いて未だにリリースできていません・・・。)

もともと僕は不動産物件を眺めるのが好きで、引越し予定もないのに街の不動産屋さんに貼られている物件を立ち止まってよく見たりするんです。

間取り図LINEスタンプが生まれるキッカケとなった『マドリス47』のアイデアを思いついたのも、物件の広告を見ていた時「間取り図って、なんかテト○スっぽくね?」と思ったのがきっかけでした。

▼某有名ゲームを彷彿とさせるゲームアプリ『マドリス47』▼


くーがさん:
それで、顔や表情のないLINEスタンプってすごくシュールじゃないですか。以前、から揚げや生肉を使ったLINEスタンプなどもかなり有名になりましたよね。
なので顔はあえて描かずに間取りの形だけで喜怒哀楽を表現してみました。

▼本当に間取り図だけで喜怒哀楽を表現できているところがスゴすぎます▼


-ユーザーによく使われているスタンプTOP3を教えてください。

くーがさん:
まず、第1弾の『間取り図で話そう!』スタンプで人気なのは「ビシッ」「ありがとう」「それな」の3つでした。

やっぱり、汎用性の高いスタンプが人気ですね。


くーがさん:
次に、第2弾の『動く!間取り図スタンプ』スタンプで人気なのは「ズキューン」「グッ」「ウェーイ」の3つでした。

こちらもやはり汎用性の高いスタンプが人気かと思いきや、ユーザーに1番使われているスタンプは・・・


くーがさん:
「ズキューン」が圧倒的に使われています。
う〜ん、なんでだろうな〜(すっとぼけ)


-いや、なんでだよ(真顔)

マジで閲覧注意。リアルすぎる「ゴキブリ」のLINEスタンプ

くーがさんのLINEスタンプ一覧を見て、ぶっちゃけ間取り図LINEスタンプよりも前に・・・というか真っ先に目についたものの、しばらく直視できなかったLINEスタンプがありました。
その名も『カサカサ動くゴキブリ達』シリーズ。

最初に言っておきます。この先リアルな「ゴキブリ」が動くイラストが続くので、苦手な方は見ないでください。かなりリアルなので、本当に見ないでください。

★ゴキブリLINEスタンプのインタビュー部分だけ飛ばしたい方はこちらをクリック→「間取り図」「ゴキブリ」といった斬新な発想を生み出すコツを聞いた!

心の準備はいいですか?せーの・・・


ヒィィィィィ!!!

-・・・取り乱しましたが、まずはゴキブリをモチーフにしたLINEスタンプを作ろうと思ったキッカケを教えていただけますか。

くーがさん:
僕はアニメーションLINEスタンプが一般のクリエイターでも作れるようになった2016年6月からLINEスタンプ制作を始めたので、普通のLINEスタンプを作っても埋もれてしまうだけだろうと思っていました。

当時、白くてもふもふしたキャラが売れ線との情報を得たので、競争率が低そうな真逆のものを作ろうと思い、たどり着いたのが黒光りしているゴキブリでした。


-あの・・・カサカサとしたゴキブリの動きが大変リアルなのですが・・・。
この動きを再現するために参考にしたものはあるのでしょうか?

くーがさん:
実物を観察するのは色々と難しいので、ネットの画像検索とYouTubeの動画を参考にしました。
画像は参考になりましたが、動画は動きが速すぎてわかりにくいのと、ずっと見ていたらちょっと気持ち悪くなったのであまり参考になりませんでした。

結局、「こっちの足が動いたらこの足はこう動くんじゃね?」という昆虫の構造を考えながら動きを付けました。


-「ずっと見ていたらちょっと気持ち悪くなった」ということは、くーがさん自身ゴキブリが特別好きだったというわけではないんですね。

くーがさん:
これは好きって答えたほうがいいんでしょうが・・・実際はみなさんと同じ感覚です(笑)
でも、このゴキブリLINEスタンプはものすごく人気が出たんです。海外でも人気になって、特に台湾ではストアランキングで1位も獲得できました。それからはゴキブリに足を向けて寝られなくなりました。

この先、ゴキブリと遭遇しても殺生することはないですね。

-個人的に『カサカサ動くゴキブリ達 2』のリアルさがハンパないと感じております。
このインタビュー内容を考えるためにずっと見ていたら若干気分が悪くなってきたほどです。(注:褒めています)
このLINEスタンプをリリースした時のユーザーからの反響はどんな感じだったのでしょうか。

▼リアルさに磨きがかかった『カサカサ動くゴキブリ達 2』▼


くーがさん:
あれ、気持ち悪いですよね(笑)

『カサカサ動くゴキブリ達 2』のデザインはやり過ぎた感がありますが、ゴキブリマニアの中では2が一番好評みたいです。
第1弾の『カサカサ動くゴキブリ達』のデザインはやや簡略化したのですが、これはあまりにもリアルすぎた事と、海外でも出したかったので、ディティールを狭めてゴキブリの種類を特定したくなかったからです。

ゴキブリマニアからは「尾角(お尻から出ている触角のようなもの)がないじゃねーか!」とお叱りを受けましたが・・・。

▼左:1のデザイン、右:2のデザイン。並べてみるとその差は一目瞭然▼


-ゴキブリマニアに「尾角がないじゃねーか!」と専門的なことを言わせるほどリアルなLINEスタンプって、冷静に考えてスゴすぎませんか。

「間取り図」「ゴキブリ」といった斬新な発想を生み出すコツを聞いた!

-「電気マッサージ器」「間取り図」「ゴキブリ」など、くーがさんは他にはない斬新なLINEスタンプを数多く生み出していますよね。
その発想を生み出すコツって何かあるのですか?

くーがさん:
日々の生活での出来事を仕事に結びつけてしまう癖があるからかもしれません。

例えば外に出かけた時、元気そうなおじいちゃんとすれ違ったら「こんなおじいちゃんのスタンプって面白そうだな〜」とか、お店に出てきた料理に対して「このネタは使えそうだ」とか、そんなことばっかり考えています。

実際にアイデアがカタチになるのは100あって1つくらいだと思いますが。

-おもしろそうなことに対して、常にレーダーを張り巡らせているんですね。
また、思いついたネタをLINEスタンプという形に落とし込む能力もかなり高いと感じました。
くーがさんはイラストのプロの方なのでしょうか?

くーがさん:
以前はDTPやWEBのデザイン全般をしていました。
仕事の延長で挿絵やキャラクターなどを描いたりはしていましたが、イラストがメインではなかったです。
テイストがバラバラなのはその道を極めていなかったからですかね。

ちなみにこれまで作ったLINEスタンプはすべてマウス描きです。

-イラストのプロの方ではなく、さらにすべてがマウス描きとは・・・なんということでしょう・・・!
こうした唯一無二の発想ができて、さらにそれを形にできるくーがさんは、本当に器用な方だということがわかりました。

このたびはインタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました。
今後もギリギリを攻めたLINEスタンプを楽しみにしています!

★間取り図スタンプの購入はこちら
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→カサカサ動くゴキブリ達 2
→カサカサ動くゴキブリ達 3
→Gの戦慄
→吹き出しに群がるG

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