キャンパスマガジンブームとは?

写真拡大

現在は出版メディアは、本や雑誌が売れない出版不況におおわれていますが、かつては花形のメディアでした。特に、新聞などの硬派なジャーナリズムと異なり、ビジュアル的な表現も多用できる雑誌メディアに注目が集まったのです。

キャンパスマガジンブームとは?

そのような中で、大学生が雑誌を作るキャンパスマガジンブームが、1980年代には存在しました。内容は、自分自身の大学の講義情報や、あるいは著名人のインタビュー、あるいは学生自身によるコラムなどです。なかには企業から広告を取る本格的なキャンパスマガジンも存在しました。学生自身はボロアパートに住んでいるものの、雑誌の編集部がお金を出し合っておしゃれなマンションを事務所にするといったことも行われていました。雑誌を作るというより、雑誌を作る学生たちが集まる場所を作る、といった趣がキャンパスマガジンブームには強かったように思われます。

その後どうなった?

キャンパスマガジンを作っていた人は、そのままマスコミの世界に入る人もいる一方で、まったく別の仕事につく人も多くいたようです。確かに出版の仕事は地味な割に、仕事が激務、給料も他業種に比べれば安いと、あまりメリットはないため、キャンパスマガジンはあくまでも大学時代のあそびとして位置づけられるものかもしれません。