米ミネソタ州ミネアポリス市内で行われた、黒人を射殺した警官への無罪評決に抗議するデモで交差点を封鎖する人々(2017年6月17日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米ミネソタ(Minnesota)州セントポール(St. Paul)で17日、黒人男性を射殺した警官が無罪となったことに反発する抗議行動があり、参加していた一部が主要幹線道路を封鎖するなどして、18人が警察に拘束された。

 警官のジェロニモ・ヤネズ(Jeronimo Yanez)元被告(29)は昨年7月、車を止めて職務質問した黒人のフィランド・キャスティル(Philando Castile)さん(当時32)を射殺し、過失致死罪などに問われたが、16日に陪審が無罪評決を下した。

 米国では警官がアフリカ系米国人を射殺する事件が後を絶たない。今回の評決に対してもセントポール市内とその周辺地域で大勢の市民の反発を招いた。セントポール市内では推計1500人規模のデモ行進があり、参加者が州間幹線道路に流れ込んで道路を封鎖した。

 州警察の報道官によると、警察は解散するよう繰り返し命令したものの、一部の参加者がこれに応じなかったため、18人を拘束したという。地元紙スター・トリビューン(The Star Tribune)は、拘束された中には現場で取材にあたっていた他の地元紙の記者2人が含まれていると伝えた。

 警察は、18人を「幹線道路への歩行者の立ち入り禁止」に違反したとして拘束したと説明している。

 17日には隣接するミネアポリス(Minneapolis)でもデモが行われており、域内では今後も抗議行動が続くと予想されている。
【翻訳編集】AFPBB News