ボクシング、IBF、WBA、WBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ。王座防衛を喜ぶアンドレ・ウォード(2017年6月17日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ボクシング、IBF、WBA、WBO世界ライトヘビー級タイトルマッチが17日、米ラスベガス(Las Vegas)で行われ、王者アンドレ・ウォード(Andre Ward、米国)が8回TKOでセルゲイ・コバレフ(Sergey Kovalev、ロシア)との見ごたえのある再戦を制し、王座を防衛した。

 試合は8回、無敗の王者ウォードが右のパンチでコバレフをぐらつかせると、ロープ際に追い詰めてからボディーブローの連打で締めくくった。最後はコバレフが背中を丸めたのを見て、レフェリーが残り31秒で試合を止めた。

 ウォードは「相手は偉大なボクサーで、彼を倒せる奴は多くない。強敵と対戦するときは、自分のボクシングのレベルを一段上げなくちゃならない。頭へのパンチでダメージを与え、良いパンチで仕留めることができた」と話した。

 ウォードは戦績を32勝0敗に伸ばし、主要4団体のうち3団体でライトヘビー級のベルトを保持している。

 7か月前の1回目の対戦では多くの人が試合はコバレフ優勢で、ウォードは判定に恵まれただけと考えていただけに、1戦目の勝利が正当だと証明するためにも、ウォードにはこの日の勝利が必要だった。

 一方のコバレフは、これで30勝2敗1分となった。1戦目でウォードからダウンを奪っているコバレフは、この日も何度か強烈なパンチを浴びせたが、またしても詰めが甘く、6回以降は疲労の色が見えた。

 しかし本人は、8回のウォードはいくつかローブローを繰り出したと考えており、「すぐに」再戦したいと要求している。

 テレビのインタビュアーとともにTKOの場面の映像を見ながら、コバレフは「あれはローブローだ。次のもそう」と話した。

「俺たちはボクサーだ。まだ続けられた。なんで止めたのかわからない」
【翻訳編集】AFPBB News