HKT48指原莉乃(24)が17日に沖縄で開催された「第9回AKB48選抜総選挙」で1位に輝き、前人未到の3連覇を達成。壇上で「皆さん、どうかこれからもメンバー、スタッフ一丸となって頑張りますので、見捨てないでください」などとコメントし、AKB48グループへのエールに期待した。

 速報で3位と出遅れた指原。ところがこの日の開票で、24万6376票を集め、2位・渡辺麻友(AKB48)におよそ10万票差をつける堂々たる3連覇を達成。1位の発表がおこなわれると、指原は喜びを体全体で表現し、スピーチの壇上にのぼった。

 司会を務めた徳光和夫フリーアナウンサーからトロフィーを受け取った指原。投票してくれたファンに感謝し、深々と頭を下げ、「本当にうれしいです。私の今までのアイドルとしての活動は、きっと総選挙とともにあったと思います」と語り始めた。

 今、テレビに出ている自身を踏まえ、両親に迷惑をかけながらも「少しずつ恩返しできていることも、全ては応援してくださっている皆さんが私を1位にしてくれた、そこから始まったと思っています」とファンへの感謝を伝え、この楽しいだけではない総選挙で辛い思いをするメンバーも多いと推察した指原は、「この総選挙というイベントに出られ、そして、参加できたことを本当に幸せに思っています」と続けた。

 天候の影響によりビーチでの開催を断念したことを深く詫びる指原。「一つ一つの積み重ねで皆さんの気持ちが離れていくことが怖いです。今のAKBがどんどん信頼を失っている気がして、みんなの気持ちが離れていくことが怖いです」と率直な気持ちを語った。

 さらに、「これからどうなっちゃうんだろうって。本当に不安です。皆さん、どうかこれからもメンバー、スタッフ一丸となって頑張りますので、見捨てないでください」と思いをこめたメッセージを伝えた。

 司会の徳光アナからは渡辺や3位の松井珠理奈に対してのコメントを求められた。

 指原は「まず珠理奈。一緒に戦いたいってまた言ってくれたこと、本当にうれしいです。こんなに心強い後輩がいてくれて、来年の総選挙もきっと盛り上がるだろうなって安心しています。来年、HKTに強いライバルいますけど、しっかり戦ってください」と語った。

 そして、2位のスピーチで卒業することを発表した渡辺に対してコメントを出そうとすると、渡辺も指原も涙を流した。

 表情を崩しながらも言葉を出した指原は「いまは正直、ショックで、言葉になりません。ずっと頑張ってくれた麻友ちゃんがいなくなって、どうなるかわからないけど、ドラマをやってる時の麻友ちゃんは本当に楽しそうで、きっとこのまま次に進むんだろうなって前向きな顔をしていたので、麻友の判断を応援したいなって思っています。頑張ってね」と語り掛けると、渡辺は両手で顔を覆いながら強くうなずいていた。