最下位に沈む山口が6連敗…金沢は勝利で残留へ一歩リード《J2》

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▽明治安田生命J2リーグ第19節のツエーゲン金沢vsレノファ山口が17日に石川県西部緑地公園陸上競技場で行われ、3-2で金沢が勝利した。

▽18位の金沢(勝ち点16)は降格圏内の21位、ザスパクサツ群馬(勝ち点13)に勝ち点3差まで迫られており、残留争いから抜け出せずにいる。対する山口(勝ち点10)は最下位の22位に沈んでおり、泥沼の5連敗の中から抜け出せずにいる。降格圏を抜け出すためにも、同じく下位に位置している金沢を叩いておきたい。

▽19分、試合は山口に不運な形で動く。相手のDFラインからのフィードに対応した渡辺がヘディングでGKへバックパス。しかし、このバックパスがGKへは合わず、そのままゴールへと転がって行きオウンゴールとなった。シンプルなミスから山口はビハインドを抱えることとなった。

▽続いて31分、戸惑いの見える山口を相手に、金沢が追加点を奪う。太田からロングフィードを受けた中美が胸で佐藤へ落とすと、佐藤はそのままワンツーを選択。ボックス内右でフリーとなった中美がスピードに乗った状態でシュートを放つと、バーを直撃して跳ね返りがゴールラインを越え、流れるような得点で山口を突き放した。

▽41分、ハーフタイム前に山口が反撃に成功する。左サイド深くまで侵攻した前がグラウンダーのクロスを上げると、ニアに走り込んだ小塚が左足で合わせる。ジャストミートとはいかなかったが、タイミングの外れたシュートはGKの脇下をこぼれ、ネットへと吸い込まれた。

▽折り返して70分、山口が同点に追いつく。小野瀬、佐藤健、高柳が絡みワンタッチでボックス手前中央を崩すと、ボックス内に抜け出した岸田がフリーでボールを受ける。勢いの良いシュートをゴールへ突き刺し、試合は振り出しへ。

▽追いついたのも束の間、71分には再び金沢が勝ち越し点を決める。中美からのスルーパスに抜け出した宮崎がボックス内右でフリーに。冷静にGKをかわし、無人のゴールへ流し込んだ。

▽試合はこのまま終了し、打ち合いとなった試合は金沢に軍配が上がった。この結果、金沢(勝ち点19)は18位となり、残留争いという点においては頭一つ抜け出した。対する山口(勝ち点10)は最下位脱出が遠のく1敗となり、連敗記録も6試合に伸ばすこととなった。