長沢弾で神戸とのダービー勝利のG大阪、中断明け白星スタート!《J1》

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▽17日にノエビアスタジアム神戸で行われた明治安田生命J1リーグ第15節のヴィッセル神戸vsガンバ大阪は、アウェイのG大阪が1-0で勝利した。

▽勝ち点23で8位の神戸と、1試合未消化ながら25ポイントで3位につけるG大阪という関西に拠点を置く両雄が激突した。神戸は、岩波ら主力に負傷者が相次ぐ苦しい台所事情。その裏で、G大阪ユース出身の大森が先発で加入後初となる古巣戦に挑んだ。対するG大阪は、脳しんとうの井手口を除き、東口、三浦、今野、倉田の代表帰り4名が先発。そのほか、6月限りでの退団が決定しているパトリックが再契約後初めてトップチームでスタメンに名を連ねた。

▽注目の立ち上がりは、両チーム共に守備の意識を高める展開でスタート。その中で、セカンドボールの回収率を高めた神戸が攻勢に出る。神戸ペースで進む中、対するG大阪はカウンターで応戦すると、21分にパトリックらしい馬力を生かした単騎突破が発動。ハイラインを敷く相手の背後に抜け出してバイタルエリア中央のスペースから右足を振り抜くが、ミートし切きらなかったボールはゴール左に流れてしまう。

▽対する神戸は29分、大森のヒールパスでチャンスメーク。大森の絶妙なパスをワンタッチでボックス右に流した小川が相手のマークを剥がして右足を一閃するが、枠内に飛んだシュートはGK東口のファインセーブに遭う。すると、今度は遠藤が代名詞のスルーパスで起点となり、パトリックが右サイドのスペースを突破。ボックス左のフリースペースにランした今野がパトリックのクロスに反応したが、合わせ切れない。

▽迎えた後半も一進一退の攻防戦が繰り広げられる展開となる。後半も守勢に回ったG大阪だったが、低い位置でのボール奪取からカウンターに持ち込み、堂安の持ち込みから倉田が右足でミドルシュート。しかし、枠を捉えたかに思われた倉田のシュートはゴール右サイドネットを揺らすにとどまった。その直後、G大阪ベンチはパトリックに代えて長沢を投入。対する神戸は田中を諦めて突破力を魅力とするウエスクレイをピッチに送り込む。

▽粘り強い守備で相手の攻撃を耐え凌ぐG大阪は、62分に初瀬を下げて藤本をピッチに送り出すと、対する神戸は渡邉、小川に代えて大槻、中坂といった攻撃的なプレーヤーを同時投入。采配が的中したのはG大阪だった。70分、左サイドに開いてボールを受けた倉田が対面の藤谷を振り切って右足で丁寧にクロスを送り、反応した途中出場の長沢が中央に飛び込み、頭で合わせる。これがゴールマウスに吸い込まれ、G大阪が均衡を破った。

▽リードしたG大阪は、その勢いでより攻勢に。セットプレー崩れからボックス左で遠藤の浮き球パスを収めた長沢が相手を背負いながら振り向きざまにシュートを放つなど、前がかりになる神戸を尻目により多くのチャンスを作り出していく。その中、終盤には最後の交代枠で倉田に代えて泉澤を投入する。結局、最後まで長沢のゴールを守り抜いたG大阪が神戸とのダービーで勝ち点3。中断明け初戦を白星スタートで飾った。