仏パリのセーヌ川で試験運転が行われた電気ボートタクシー「シーバブル」。(左から)シーバブル社の共同創設者でスウェーデン人のアンデシュ・ブリングダル氏(操船している人物)、フランス人のアラン・ティボー氏、パリのアンヌ・イダルゴ市長(2017年6月16日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】風変わりな形をした電気ボートタクシーの試験運転が16日、フランスの首都パリ(Paris)で初めて行われた。世界中の都市で環境に優しい交通手段になるだろうと開発者は期待している。

 フランス人のヨット操縦家アラン・ティボー(Alain Thebault)氏が開発した「シーバブル(Sea Bubble)」は音を出さず、波も立てずに、パリのアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長を乗せてセーヌ川(River Seine)を旋回した。

「静かで乗り心地が良く、楽しい」とイダルゴ市長は述べた。開発当初からこのプロジェクトを支援してきた同市長は4年以内の実用化に期待を寄せている。

このボートは水中翼船に似ており、水面より上に浮かせるために繊維ガラス製のフォイル(水中翼)を利用している。電気のバッテリーで動き、最高速度は時速18キロ。「空中では飛行機の翼のように動く。一定のスピードに達すると浮き上がる」とティボー氏は言う。

 同氏によれば、米国のマイアミ(Miami)とシアトル(Seattle)、東京、タイのバンコク(Bangkok)、さらにインドの15を超える都市など、世界各地から多数の打診を受けているという。
【翻訳編集】AFPBB News