初日の82位タイから8位タイへ急浮上した松山英樹【写真:Getty Images】

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全米OP2日目、全選手トップ「65」は大会記録に1打差、8位浮上でV戦線躍り出る

 男子ゴルフの四大メジャー第2戦、全米オープン2日目は16日(日本時間17日)、松山英樹(レクサス)が7バーディー、ノーボギーで、この日全選手のベストスコアとなる「65」をマーク。通算5アンダーとし、初日の82位タイから8位タイへ急浮上した。猛チャージを受け、トーナメントレコードに迫っていたことを米メディア「SB NATION」がプレー中から速報していた。

 初日2オーバーと出遅れた松山が、2日目にいよいよ本領を発揮。歴史的猛チャージを見せた。

 1、2、4番、さらに6番から8番まで3連続バーディーを奪う圧巻のプレーを披露。記事では「フロント9で6アンダー、わずか30で回るショーを見せつけた」と記されている。

 さらに前半の怒涛のバーディーラッシュを受け、まだラウンド中にもかかわらず、松山の絶好調ぶりを速報した。

「大会屈指のショットメーカーが、ティーからグリーンまでのお手本を見せた。ジョニー・ミラーが達成した1ラウンド8アンダーの記録が危険にさらされている状態だ」

 1970年代に活躍した名ゴルファー、ジョニー・ミラーの記録を更新する快挙に迫る勢いでバーディーラッシュを奪っていたことをこう記していた。

 10番以降の9ホールでは13番での1バーディーのみ。記録更新とはならなかったが、ノーボギーで切り抜けた松山はスコアを一気に7つ伸ばし、ポール・ケイシー(英国)ら4人が並ぶ首位と2打差にまで迫った。

 爆発的なチャージによって、一気に優勝戦線に躍り出たことは確かだ。