インタビューに応じる同姓同名の小室圭さん(29)

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秋篠宮家の長女・眞子さま(25)のご婚約見通しの報道を受け、一夜にして人生が急変したお相手の小室圭さん(25)。その裏で、同様に人生が急展開した人がいる――同姓同名の小室圭さん(29)だ。

2017年5月16日の報道から約1か月、J-CASTニュースは、同姓同名の小室さん本人に、ご婚約報道によって彼の身に起こった出来事を聞いた。

「知らない人から大量の友達申請」

眞子さまとのご婚約が報じられた直後の反響について聞くと、

「テレビが何て言っているのか分からなかったっていうのが正直な話と、10秒くらい経って冷静になってからは、『あ、これ、やばいな。何か来るな』って予感めいたものがありました。友達は皆だいたい似たようなリアクションで、『名前を見て驚いた』だとか『ニュースを10度見、100度見した』、『お前じゃなかったのか』とかそんなコメントばっかりでした」

と明かした。そして

「報道があってから今までで、Facebookの友達申請がだいたい60件くらい来ました。全く知らない人ばっかり。Facebookのメッセージは10件以上、他のSNSでも知人から問い合わせというか茶々入れが来て、スマホの通知が止まらなくて正直鬱陶しかったです」

と苦笑する。その後も、「報道以降に会う人は必ず言ってきますね。もう100回は言われているかと。連日の報道で最初はうんざりしましたけど、今じゃこうしてネタにできるくらいの余裕もできています」という。

小室さんは第一報をもたらしたNHKの報道からわずか20分後、自身のFacebookで

「はい、ぼくじゃないです」

と断言。この投稿には、「いいね!」が195件、コメントも多数付いている。当時の友達数がおよそ210人だったということから考えても、本人や友人らにとって、この報道がいかにビッグニュースだったかがうかがえる。さらに翌朝には、

「同姓同名の爽やかイケメソが皇族の人と婚約しただけで、知らない人から大量の友達申請が!
面白いので全て承認したけど、これだけは言わせてもらいたい。
―生憎と私は贋作者(フェイカー)でね」

と投稿し、自分がニュースの当事者ではないことを告白していた。

小室さんによると、友達申請が来た人のうち、本物じゃないと分かって友達を辞めた人がだいたい3分の2で、40人くらいという。

「友達として残っている人は偽物だと気づいてないのか、アクティブユーザーじゃないか、偽物でもいいよっていう人か、まあ色々あると思うんですけど。何を意図して友達申請してきたのかはわからないですね。なかには欧米や中国、韓国とか外国の人も5、6人います」

と明かした。

千代田区在住「悪いことはできませんね」

実は、こちらの小室さんは千代田区在住の自営業で、「住んでいるのは皇居の近くではないが、自転車ならほんの20分くらいのところに住んでいる」という。

知らない人から来たFacebookのメッセージのやり取りについては、

「友達承認ありがとうございます、というメッセージが来て、『偽物でもよろしければ、よろしくお願いします』みたいなことを返しました。メッセージが続く人もいますよ。友達申請が来たうちの1人に近所の人がいて、全く知らない人でしたけど、その人とはやり取りが続いています。会ったことはないですけど」

もちろん、連絡を取っていなかった古い友達や、自分がFacebookをやっていることを知らなかった人が申請をしてくることもあったという。ただ、現実の自分とのギャップや名前を覚えられたことには大変な面もあり、

「普段から爽やかにしているキャラではないですし、なかなか自分からも爽やかなイメージを謳っていくようなおこがましさもありません。きっと楽しいことはこれからもっと増えていくし、それを得られたのは良かったかなって。大変なことは...すぐに名前を覚えられちゃうので、悪いことはできませんね。役所や病院など、名前が呼ばれるような場所はあれから行ってないので分からないですが、(行ったら)何かあるかもしれないですね。ちょっと楽しみです」

という。

最後に、眞子さまとご婚約される小室圭さんについて聞くと、

「持ちネタを頂きましてありがとうございますという思いですね。結婚まで儀式がまだ色々続くので、その度に『小室圭』はホットなキーワードになりますよね。そしたらまた報道の機会も増えると思うので。その度になんかFacebookでやるってことはあるかもしれないですね」

と話していた。