Thundeboltを通し、MacBookなどのサブディスプレイとしてiMacを使うことができる「ターゲットディスプレイ」モードが、WWDC 17で先日発表された新iMacでは利用できないばかりか、今後のiMacでもサポートされる可能性は低いことが分かりました。

2009年から2014年のiMacで採用されてきた

ターゲットディスプレイはもともと、2009年の27インチ型iMacより搭載されたモードで、インターナルディスプレイであるiMacを外部モニターのように使用できる機能として注目を集めていました。
 
表向きには時代遅れになったiMacを外部モニターとして「延命」できるという触れ込みでしたが、実際にはiMacが故障すると、ターゲットディスプレイとしても使えなくなるため、どのみちiMac本来の寿命が伸びることはありません。
 
それでも、その後もMid 2010からMid 2014に至るまで、ターゲットディスプレイは長らく搭載され続けてきました。しかし、Late 2014 5K iMacが登場すると、1本のThunderbolt 2では5Kディスプレイのフル解像度に帯域で対応することができず、同モードはiMacから消えることとなります。

ターゲットディスプレイモードが復活する見込みはない?

技術的な問題をクリアしたThunderbolt 3をiMacがサポートするようになれば、ターゲットディスプレイが復活するのではないか、という期待も一部にはありましたが、2017 iMacでもやはり、同モードの採用は見送られることとなりました。
 
新たに今回、AppleのスポークスマンがニュースサイトAppleInsiderに語ったところによると、ターゲットディスプレイモードは2017 iMacのみならず、今後も搭載されることはないとのことで、最終的にはMid 2014 iMacを最後にサポート終了ということになりそうです。
 
ニュースサイトMacお宝鑑定団Blogは、Appleが同モード搭載を終了した原因として、Thunderbolt 3には5Kディスプレイに対応しないアクティブケーブルと対応しているパッシブケーブルがあり、ユーザーが混乱する可能性があること、macOS High Sierra以降では外部GPU接続が可能になるため、Thunderbolt 3の用途が広がることなどを挙げています。
 
 
Source:AppleInsider,Macお宝鑑定団Blog
(kihachi)