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インターネットを介してモノを操る技術は、想像以上に普及しつつある。この『MaBeee』も電池の姿をしたIoT商品。既製品にビルトインするだけで何ができるのか、試してみた!

電流をスマホで制御すればかつての漫画世界もリアルに!



その昔、『ダッシュ!四駆郎』という漫画があったのをご存知だろうか。ミニ四駆と共に主人公の少年がフィールドを駆け巡るシーンに筆者も胸を躍らせたものだ。しかし、それは所詮漫画というか、作品内のミニ四駆は「行けぇ!」と叫べば発進するし、勝手に加速したり曲がったりする「それ無理じゃん……」という奇想天外な内容だった。

しかし時は経ち、IoTという当時は思いもしなかった技術が発展したことで、その絵空事は現実のものとなった(曲がるのは無理だが)。この『MaBeee』は、電池のソケット形状をしたIoT製品。Bluetoothのチップを内蔵したことで、スマホと連携する。そして本体が電池に流れる電流を制御可能になり、ミニ四駆のスピードを調整しているのだ。

これはミニ四駆に限らず、電流の強さを変えることでさまざまな家電などにも応用できる。現在、用意されているのは電球の制御アプリ。明るさを調節している。

従来にない家電の使い方を、バッテリーからのアプローチで実現するIoT技術。かつての夢の世界を叶えてくれる日はすでに到来している。



ノバルス

MaBeee MB-3002WB

実勢価格:4170円

MaBeeeって?



【スマホでオモチャを直感的に操作できる!】



まずはiOS、Androidどちらも使える専用アプリをダウンロード。オモチャに『MaBeee』を搭載していれば、すぐに認識する。使い方は6種類あり、今までスイッチオンとオフでしか遊べなかったモノが、ガラッと楽しみ方を変えることに。



さっそくミニ四駆で試してみる



1.単4形乾電池を入れます

『MaBeee』は単3形乾電池の大きさの、いわば「箱」のようなもの。ここに市販の単4形乾電池を入れることで、単3形乾電池としてバッテリーになるという設計だ。



2.ミニ四駆にセット

今回は、大人も子どもも大好きなミニ四駆に装着。実は『MaBeee』は片方に入れるだけで、その役割を果たす。単3電池2本で動くオモチャでも、1つ『MaBeee』にすれば大丈夫!



3.スマホで操作可能に

『MaBeee』を入れたら、あとはスマホで遊ぶだけ。専用アプリでミニ四駆を動かそう。今までスイッチオンしたら、どこまでも走るだけだったミニ四駆をコントロールできる。



単3形乾電池で作動するモノすべてに入れてみたくなる!

2足歩行のロボットから、声が出るだけのオモチャまで『MaBeee』を入れると楽しみ方が変わる。電波強度で反応させる方法なら、帰宅時にオモチャが勝手に話しかけるように設定することも可能となる。

単3形乾電池を入れるおもちゃなら操作可能



必要な『MaBeee』は一本からでも!

例えば単3形乾電池が3本必要なオモチャでも、『MaBeee』を一本入れるだけでコントロールは可能になる。他の電池は何を使っても大丈夫だから、まずは1本から試してみるのがオススメだ。



ライティングの演出も新アプリで調節できる

単3形乾電池で動くLEDライトのソケットなどに『MaBeee』を入れる。そして「MaBeeeライト」アプリをダウンロードすれば、光の強さ、波形、タイマー設定もスマホで調節できる。



文/三宅隆 撮影/下条英悟

※『デジモノステーション』2017年7月号より抜粋