イラク・モスルのモスクで演説するイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の指導者アブバクル・バグダディ容疑者とされる人物。アルフルガン・メディアが公開した動画から(2014年7月5日公開、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新)ロシア軍は16日、シリアで先月にイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の指導者らが集まっていた会合を狙った空爆を実施したと明らかにし、同組織の最高指導者アブバクル・バグダディ(Abu Bakr al-Baghdadi)容疑者が死亡したかどうかの確認を進めていると発表した。

 ロシア軍の声明によると、ISの拠点であるシリア北部ラッカ(Raqa)付近で、スホイ(Sukhoi)戦闘機が夜間に10分間の空爆を実施。会合にはISの指導者らが集まり、ラッカから戦闘員を撤退させるかどうかの話し合いを行っていたという。空爆は、会合が行われていることを無人機(ドローン)で確認した後、実施したという。

 また声明は「ISの指導者たち、および現場の警備などに当たっていた指揮官30人と戦闘員最大300人が死亡し」、「さまざまな手段によって検証した情報によると、ISIL(ISの別称)の最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者もその会合に出席しており、空爆によって死亡した」と述べた。殺害された人物の中にはラッカの首長やISの治安担当トップも含まれているという。

 さらに声明によると、この空爆については米国にも通知したという。

 一方、米軍主導の有志連合は、バグダディ容疑者の死亡について「確認できていない」としている。
【翻訳編集】AFPBB News