15日、韓国・清州市で、路線バスが小学生をひく死亡事故を起こすも、その後1時間近くにわたって通常運行していたことが分かった。写真は韓国。

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2017年6月15日、韓国・清州(チョンジュ)市で、路線バスが小学生をひく死亡事故を起こすも、その後1時間近くにわたって通常運行していたことが分かった。韓国・聯合ニュースが伝えた。

清州興徳(フンドク)警察署は同日、小学生をひき死亡させ、現場を離脱した容疑(特定犯罪加重処罰法上逃走車)で、バスの運転手A(60)を逮捕し取り調べていることを明らかにした。

警察によると、Aは15日午後3時26分に清州市内で道路を横断していたB君(11)に衝突、事故の収拾をすることなく路線バスを運行した疑いが持たれている。大けがを負ったB君は通行人の通報を受けて救急車で近くの病院に運ばれたが、その後死亡した。一方、バスは事故後も通常の運行を続けていた。

その後の調べで、B君は児童保護区域の往復2車線の道路を渡っていたところ、Aが運転する路線バスの右側前方のバンパーにぶつかったことが判明、警察は付近の防犯カメラの映像から該当のバスを特定し、同日午後4時20分にAを逮捕した。

警察の調べに対し、Aは「人にぶつかったのが分からなかった」と供述しているという。

この事故に、韓国のネットユーザーからは「大切な命が…」「ご冥福をお祈りします」とB君の死を悼むコメントや、「路線バスやタクシー、無法ドライバーには強力な処罰を」と厳しい処罰を求める声などが寄せられている。

また、Aの供述を受けて「これは本当に気付かなかったのかも。どんなにおかしな人でもひき逃げ事故を起こしたら冷静に運転を続けられない。それに、子どもをひいたことが分かればバスの乗客も黙っていなかったはず」と理解を示す声も多数、一方で「いや、気付かなかったのは前を見てない証拠。児童保護区域は制限時速30キロのはずだけど、かなりスピードを出していたのでは?」など推測する声も。

さらに、「幼稚園児をたくさん乗せてるのに、追い越しをする高齢の運転手もいる」「60歳を過ぎると感覚も鈍ってくる。だから毎年検査をし、不適格判定を受けた人は交代させるべき」と運転手の高齢化に警鐘を鳴らす声や、中には「子どもへの教育も大切。バスのような大型車の近くには行かせないように教育すべき」と教育の重要性を訴えるユーザーもみられた。(翻訳・編集/松村)