女優の野際陽子が亡くなった。今月13日(2017年6月)に緊急入院して、その日に亡くなった。娘の女優、真瀬樹里さんに抱かれた最期だった。肺線がんだった。

来週24日公開の映画で老婆役

富山市出身で、1958年にNHKのアナウンサーになったが、4年であっさりやめて女優に転身した。68年のテレビ朝日系「キイハンター」で、丹波哲郎ら男3人に混じって、ミニスカートの美人刑事が受けた。「抱きしめたい!」(88年)の勝気な母親、「ずっとあなたが好きだった」(92年)ではマザコンの「冬彦さん」佐野史郎さんを溺愛する母親役など芸達者だった。テレビの対談で「この歳になると、どんどん図々しくなって、何やってもいいんだと」なんて言っていた。

この24日から公開の映画「いつまた、君と〜何日君再来〜」は、李香蘭の歌に乗って繰り広げられるドラマで、野際は老婆役を演じている。

幅広い演技でミニスカ刑事から息子溺愛の母親まで

司会の小倉智昭「がんと戦いながらとは知りませんでした。主役は少ないのに、これだけの反響。大きな人だった」

中瀬ゆかり(新潮社出版部長)「冬彦さんの嫌なお母さん役の一方で、キュートでクール。脇役でも演技は豊かでしたね」

小倉「キイハンターなんて知らないでしょ」

木暮太一(経済ジャーナリスト)「生まれる前。冬彦さんのお母さんしか知らない」

小倉「これだけ隠すようにしていたのは、野際さんの気持ちだったんでしょうね」

他にもたくさんのメッセージが寄せられた。