“ラーメン党”のキアヌは甘党でもあった!

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 ラーメンといえばキアヌ・リーブス。キアヌ・リーブスといえばラーメン。誰もが認めるハリウッド随一のラーメン通であるリーブスが、最新主演作「ジョン・ウィック チャプター2」を引っさげて1年9カ月ぶりに来日を果たした。今回の来日に伴い、メディアは連日、リーブスのラーメンネタを取り上げている。

 だが、映画.comはあえて言いたい。キアヌ・リーブスがラーメン屋に行くのはもはや普通。最新トレンドは別のところにある。編集部がつかんだ情報によると、リーブスはラーメン屋だけでは飽き足らず、和食店で寿司に舌鼓を打ち、さらに“シメ”としてある場所に赴いている。それは、まさかの“純喫茶”。短い滞在期間の中で、ラーメン、寿司、そして純喫茶と日本の食文化を渡り歩いた探求者リーブス。映画.comは、どこよりも早く、リーブスの純喫茶情報をお届けする。

 そもそも「キアヌ・リーブス=ラーメン党」が定着したのはいつごろからだったろうか。少なくとも2005年に「コンスタンティン」のプロモーションで来日した際には、大阪の「古潭」を訪れている。かれこれ10年以上のキャリアを持つ筋金入りのラーメン愛好家。となれば、来日を知った人々が「キアヌは今回、どのラーメン屋に行くのか?」と関心を持つのは想像に難くない。実際、リーブスのインタビューに際し、各メディアには「ラーメンについての質問はNG」と通達がいくほど。さらにファンのなかには、リーブスが来店するのではないかと都内の有名店をピックアップし、張り込む者もいたという。

 だが、一流の殺し屋を演じた男は、我々の裏の裏を行く。リーブスはどのようにして、包囲網をかいくぐり純喫茶へとたどり着くにいたったのか。これまでに判明しているリーブスの足取りはこうだ。6月11日にチャド・スタエルスキ監督と共に成田空港に降り立ったリーブスは、取材の合間を縫って和食店を訪れ、ハマチを中心としたこだわりの寿司ネタをオーダー。デザートに抹茶アイスを所望し、エネルギーを蓄えたという。13日には六本木で行われたジャパンプレミアに参加してファンを喜ばせ、翌14日の午後には、関係者を連れて赤坂のラーメン屋「九州じゃんがら」を訪れると、念願のラーメンをたいらげた。

 「今回の来日ではトンコツが食べたいんだ。トンコツで、焼いて、黒くて、辛いやつが赤坂にあるよね」と事前にリサーチを重ねていたリーブスは、同店のおすすめメニュー「こぼんしゃん全部入り」と生ビール中ジョッキを頼んだという。熊本ラーメンをルーツとし、ほのかな甘みが特長の「こぼんしゃん」は、「自家製マー油(にんにくの焦がし油)」と「じっくり煮だしたマイルドとんこつスープ」のハーモニーが売り。“全部入り”というのは、「角肉」「オリジナルめんたいこ」「味玉子」「きくらげ」「あぶりチャーシュー」「上品めんま」「ねぎ」をトッピングした状態だ。当日は偶然出くわした一般客との記念撮影にも快く応じるなど、至福のひと時を過ごしたという。

 ……と、ここまでが既報となる。だが前述したとおり、ぶらり東京グルメ旅はここで終わらない。ラーメンを無事仕留めたリーブスは「日本的な、おもむきのある喫茶店に行きたいんだ」とリクエスト。インタビューの場でも相思相愛だったスタエルスキ監督と共に、“キアヌ・リーブスといえばこのホテル”とファンの間では名高い帝国ホテル付近にある銀座の老舗珈琲館に向かったという。そこで注文したのはアイスカフェオレとチーズケーキ。前述の抹茶アイスとあわせて、リーブスが甘い物好きというのは確定事項と考えた方がよさそうだ。

 さらに、今回の来日では昼食の合間に用意されたフルーツの中から、日本産のスイカだけを選んで食したという。ラーメンだけでなく、甘味においても違いの分かる男。リーブスの「マトリックス」以来のシリーズものとなる「ジョン・ウィック」は、既に第3弾、ドラマ版の製作が進行している。数年後、「ジョン・ウィック チャプター・スリー(仮題)」のプロモーションでリーブスが来日することがあれば、ファンはラーメン屋だけでなく甘味どころもチェックしておいた方がよいかもしれない。

 「ジョン・ウィック チャプター2」は、7月7日から全国公開。