競争が激しい回転ずし業界の新戦略を中山美香リポーターが取材した。今月(2017年6月)から20店舗限定で平日午後2時から5時まで食べ放題を始めた「かっぱ寿司」には長い行列ができ、3時間待ちだった。2貫100円のすし、サイドメニューをいくら食べても、70分以内なら男1580円、女1380円とあって、通常の3〜4倍の客足だそうだ。

挑戦した中山リポーターは、30分で15品、通常なら2400円分をたいらげた。

人気ピーク過ぎ激しい客争奪戦

かっぱ寿司は2010年は売り上げトップだったが、いまは4位。「平日の時間帯にチャレンジし、ひとつのブランドにしたい」(営業本部長)という。業界3位のはま寿司は、ココナツ1個にストローを刺して飲むココナツウオーター410円を売り出し、回ってくるさまに「すごい、違和感あります」と中山リポーターがうなる。サイドメニューをそろえて「ワクワク感を充実させる」(マネージャー)のが狙いだ。

業界トップのスシローはこれまで郊外型だったが、都心の池袋や五反田にも店舗を展開し、デリバリーの配達も始めた。

経営コンサルタントの坂口孝則氏は「回転ずし業界は1990年から2000年代にかけて10%成長だったが、このごろの成長率はひとけたで、スーパーやコンビニとの競争も激化しています」と、客の奪い合いを指摘する。

司会の加藤浩次「独自のものがないと勝ち残れない。安いだけではなくなっています」