「イヤ」と言わない子は、言葉表現に頼らないコミュニケーションを好む



自己主張が強い子もいれば控えめな子もいるように、自分の意見を前面に押し出す子もいれば押し出さない子もいます。特に控えめな子は「集団生活やっていけるかしら?」言われっぱなしで、言い返せない。という心配から「少しは言い返せるようになってもらいたい」と思うのは、悲しい思いをさせたくないという親心。周りの人や状況に適した振る舞いができる子は、想像力にたけているのです。

言葉表現が少ない子は、観察することへの時間を大切にしています



どんな子も自分の考えや気持ちはあります。子どもの発想や言動に意外性を感じて驚かされることもあるほどに子どもの想像力は無限。大人が思いつかないようなことを考え出します。言葉表現が得意な子は、お話好きで耳から入る情報を処理することが得意な聴覚優位タイプ。感情をダンスや体を使って表現する事が得意な身体感覚優位タイプ。目で見たものを処理する力に優れている視覚優位タイプ。すぐに言い返さないのは観察している為なのですね。

観察する力のある子は、タイミングを見計らって発言できる子です



観察することが得意な子は、意見を言えないのではありません。自分の気持ちをいつ、どのタイミングで言うべきか見極めているのです。すぐに言葉が出ない子どもは、急かさずに本人のタイミングを待つことを大切にしましょう。タイミングを見計らって発言できる子は、思慮深く物事を捉えることができます。自分のタイミングがくるまでじっくりと観察しているのです。

「どうしても伝えられない」まずはお母さんが練習相手



子どもが「どうしてもお友だちや人に伝えることができない」とジレンマを感じているような時は、お母さんに伝えることを目標にしましょう。始めから高い目標設定にするとできなかった場合、逆効果になってしまうことがあるため。「どうしたの?」「何かあった?」子どもの気持ちに寄り添うように言葉をかけることは“お母さんは聞いてくれる”という安心感を与えます。まずはお母さんとの会話を第1歩としてみてくださいね。

今日の1日1成長



表現力は言語表現だけではない。子どもの得意な表現方法を見つけよう。子どもの表現力も1成長、お母さんの寄り添う力も1成長。國枝 愛実(文)うえだきょうこ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/