男子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦、全米オープン選手権初日。10番のコースを歩くダスティン・ジョンソン(2017年6月15日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦、全米オープン選手権(2017 US Open Championship)が開幕した米ウィスコンシン(Wisconsin)州エリンヒルズ(Erin Hills)の近郊で15日、小型飛行船が炎上しながら墜落するという恐ろしい事故が発生。大会に出場していた選手とプレーを見守っていたギャラリーは、空から小型飛行船が落下していく信じられない光景を目撃した。

 事故は全米オープンが開幕したばかりの午前11時55分(現地時間)頃に発生し、地元メディアが報じた目撃談によると、パイロットは飛行船から脱出したとみられる。

 地元メディアやソーシャルメディアに投稿された動画では、地面に衝突する前に飛行船で火災が起きていた様子が確認された。警察によれば、パイロットはけがをして治療を受けているとされているが、状態は不明となっている。

 まるでドラマさながらのこの事故は、大会の第1ラウンドに臨んでいた選手数人が目撃しており、ジェイミー・ラブマーク(Jamie Lovemark、米国)は、「ティーオフしていて、見上げたら炎が見えた。胃の中が気持ち悪くなったのを感じた」と語った。

「震えたよ。中の人たちのことがすごく心配だった。何が起きていたのか分からない。恐ろしい光景だった。乗員が無事であることを祈る。恐ろしい眺めだった。飛行機や飛行船の事故とか、そういったものは見た経験がない。本当にひどいものだった」

 世界ランク55位のチャーリー・ホフマン(Charley Hoffman、米国)も事故を目の当たりにし、「7番ホールでティーのところに座っていたら、キャディーが『あれを見て。破裂している』と言った。すると、それ(飛行船)が空から落下してくるところだった。爆発したのは見ていないが、彼に肩をたたかれたときには、そいういう状態だった。空からひらひら落ちてくるのが見えたんだ」と驚いていた。

 ブラント・スネデカー(Brandt Snedeker、米国)もキャディーから事故に気づかされたと明かし、「彼が『飛行船が大変だ』と言ったんだ。頭から突っ込むような形だったと思う。黒煙が噴き上がっていたのが見えた。小型飛行船だったというのは分からなかった」と話した。

 事故の詳細を確認した全米ゴルフ協会(USGA)は声明で、この飛行船が大会や中継放送局とは無関係であると説明した。
【翻訳編集】AFPBB News