強豪アル・アイン移籍の塩谷 二人の元Jリーガーや“アフロマン”との共演に海外メディア注目

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塩谷がカイオ、ドウグラスの所属するUAEのアル・アインに加入

 UAE1部のアル・アインは、サンフレッチェ広島から元日本代表DF塩谷司の獲得を発表。

 スウェーデン紙「VF」も、塩谷が中東の強豪クラブに加入したことを報じている。

 同記事はアル・アインが、現在パナシナイコスに所属するスウェーデン代表FWマルクス・ベリの獲得に迫っていることを報じた上で、塩谷がアル・アインに加入したことについても触れた。

「チームのほとんどは同郷の人間で形成されている。そこに現在、カイオ、デャンフレス・ドウグラス、日本の塩谷司、コロンビアのダニーロ・アスプリージャという4人の輸入選手が加わっている。そして、偉大なスターであり主将を務める26歳のMF、オマル・アブドゥルラフマンが君臨している。彼はアジアのベストプレーヤー格付けでトップ10にランクインした1人でもある」

 アル・アインには現在、鹿島アンントラーズで活躍したMFカイオに加え、2015年に広島で同僚だったFWドウグラスが所属しており、元Jリーガーたちとの再会を果たすことになる。そして、オマルはUAE代表として過去に日本代表を何度も苦しめ、特徴的なアフロヘアーもあり認知度が高いため、ライバル国のエースとの共演にも注目が集まる。

ACL決勝で日本勢との対戦も

 塩谷は広島の公式サイトを通じて「今はチームが苦しい状況の中、移籍についてはたくさん迷いました。ただし、一人のサッカー選手として後悔しないように、成長できるようにと考え、決断しました」と葛藤がありながらも移籍の決断に至った経緯をコメントに残している。

 アル・アインは今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも、準々決勝進出を決めていることから、このまま順調に勝ち進めば、決勝の舞台でJリーグ勢との対戦が実現する可能性も決して低くはない。日本人選手が中東の強豪でプレーすることは珍しい事例であり、28歳の塩谷にとっても、キャリアのピークで貴重な経験を手にすることができるはずだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images