15日、米国のプロバスケットボールリーグNBAが、試合を観戦した韓国の歌手を公式フェイスブックで「セレブ」と紹介したところ、米国人ユーザーなどから批判的な書き込みが相次ぎ「炎上」していたことが分かった。資料写真。

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2017年6月15日、米国のプロバスケットボールリーグNBAが、試合を観戦した韓国の歌手を公式フェイスブックで「セレブ」と紹介したところ、米国人ユーザーなどから批判的な書き込みが相次ぎ「炎上」していたことが分かった。韓国・OSENなどが伝えた。

10日(現地時間)、歌手パク・ジェボム(Jay Park)が米オハイオ州クリーブランドの会場で行われたNBAファイナル第4戦を観戦に訪れたとの内容が、NBAのフェイスブックに掲載された。写真のパク・ジェボムはクリーブランド・キャバリアーズのユニホームを身に着け、「セレブ」と紹介されたが、NBAの公式フェイスブックで試合観戦に訪れた有名人を紹介することは非常にまれだという。

そうした背景もあってか、これが掲載された直後から、クリーブランドのファンなどから批判的なコメントが相次いだ。「こんな歌手知らない」「彼女(意図的な誤記とみられる)いったい誰なの?」「金正恩(キム・ジョンウン)のいとこ?」といったもののほか、「犬肉を食べてるこの子は誰?」「誰か体育館に送ってステーキでも食べさせてやれ」「Who’s K−poop?」など人種差別的な意味合いのコメントも多かったという。

こうしたコメントに反論するコメントも相次いだ。「これで米国の人種差別のレベルが分かる」「なぜアジア人を見るとすぐこういう反応をするのか分からない」など人種差別を非難するコメントの中、最も多くの共感を得たのは「パク・ジェボムはラッパー兼R&Bの歌手で、自身が設立したヒップホップ・レーベル『AOMG』の代表でもありとても有名な歌手だ」と、パク・ジェボムという人について紹介するコメントだったという。

この報道に韓国のネットユーザーの関心は高く、記事には1000件ほどのコメントが寄せられ、「どこに行ってもクズみたいな人はいるんだな」「米国にはトランプ大統領みたいな人間しかいないのか?」と批判するものや、米国生まれのパク・ジェボムについて「彼は海外で大成功した米国人で、韓国で米国のイメージを上げてくれた人なのに」と指摘する声があった。

しかし一方で、米国人による差別を問題視する人に対し「韓国での人種差別も相当ひどい。自覚できてないだけ」「韓国人も差別したり悪意コメントを書いたりしてるくせに、こういう時だけは忘れちゃうみたいだね」「米国人の差別は、韓国人が東南アジアの人を見る視線と似てるのかも」と反省を促すようなコメントも目立つ。

また、「韓国のネットユーザーと同じで、彼らもオンライン上にだけ存在するレイシストだよ」「僕らがこの世からいなくなるまで人種差別をなくすことはできない。諦めよう」と達観したような声もあった。(翻訳・編集/吉金)