人との関わり合いが増えてくる3歳。同時にトラブルを起こすことも



3歳になるとお友だちとの関わりが増えてきます。緊張気味で入園した子も園生活に慣れてきて本来の活発さが表れることもあるでしょう。言動が活発になると言い争いなどのトラブルが多くなってきます。会話力は未熟なため、言葉より先に手が出ることも多いです。特に男の子のけんかは見ている方が心配になるほど激しいこともあるでしょう。泣きながら何かを訴えてきたら「何があったのか話しなさい」なんて、まるで尋問のようになってしまうこともかもしれません。

些細なけんかは問題解決能力を身につけるチャンス。安易に仲裁しないで



今はいつも近くにお母さんや先生がいて何かあれば助けてもらえます。しかし社会に出ると助けてくれる人がいない場合だってあります。そのため3歳とはいえ、もめごとが起こったときの正しい解決方法を学ぶ必要があります。本当に問題が深いときだけは仲裁に入らなくてはいけません。でも些細なけんかの場合は問題解決の力を身につけるチャンスです。子どもたちでどうやり取りしているか様子を見て、口出しをしないでおきましょう。自分たちで解決する力が育ちます。

子どもが何か訴えてきたら、リピート法で怒りを抑えてあげましょう



もし子どもが「A君がたたいた〜」なんて訴えてきたときには、お母さんはただ「Aくんがたたいたのね」と言葉を繰り返すと良いでしょう。「すごく痛かったんだよ」と続けてくれば「すごく痛かったんだね」と言います。このようなやり取りで子どもの気持ちを「共感」してあげると怒りが収まってくるのです。これをリピート法といい、子どもに安心感を与える効果があります。

痛みを分かってもらえたら、自ら問題解決の方法を考えられるようになる



子どもに必要なのは「良い」「悪い」の評価ではありません。誰かに自分の痛みを分かってもらえることなのです。このような体験の積み重ねにより、徐々にお母さんとのやりとりをしなくても感情を自分でコントロールできるようになります。感情をコントロールできたら、次はどう問題を解決するか考えられるようになります。もしうまく考えられないようであれば「どうしたい?」とたずねて、一緒に考えてあげるのも良いでしょう。

今日の1日1成長



3歳から人との関わり合いの中で、問題解決する力を身につけます子どものけんかも1成長、お母さんの見守りと共感も1成長。田中京子(文)森みきこ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/