Screenshot: Fitbit/mayumine
筆者のFitbit Alta HRのデータ


みんな、夜は寝ましょう。

睡眠は大事。当たり前のことですが、Fitbit(フィットビット)のビッグデータと研究者が科学的に立証しました。「7時間以上の睡眠は健康に良い影響を与える」とする、睡眠研究者たちの定説が裏付けられたんです。睡眠時間が7時間以下だとレム睡眠が減少し、短期記憶や細胞再生、感情制御への影響を引き起こす可能性があります。

別の研究でも、6時間以下の睡眠は徹夜するのと同じだったことが明らかになってましたし、やはり睡眠時間は7時間は確保しないといけないようです。

フィットネストラッカーを開発し続けるFitbitは、2010年から延べ40億件以上の睡眠の測定を続け、最も大きな睡眠データベースを保有するまでになりました。(関連記事:Fitbit Alta HRレビュー:普通の人にとって、今買えるベストの活動量計)

Fitbitで睡眠研究に従事するConor Heneghan博士は、SLEEP 2017(アメリカの睡眠に関するカンファレンス)で「心拍計と加速度計を搭載したリストバンドによって収集されたデータに基づく睡眠ステージの推測」という題で、今回の研究結果を発表しました。下記は全世界のフィットビットユーザーの性別と世代に応じた睡眠パターンを分類した表です。


7時間以上寝るのやっぱり大事。40億件のFitbit睡眠データが立証2
Image: Fitbit/PRTIMES


結果、ジェネレーションZ(13〜22歳)の睡眠は最も長く、一晩に平均6時間57分、深い睡眠が占める時間の割合は17%。ベビーブーマー世代(52〜71歳)は最も短い6時間33分で、深い睡眠の割合は13%に。年をとるにつれて、深い睡眠の時間は減少し、20歳では平均17%だけど、70歳になると12%まで低下しています。さらに、女性の睡眠時間は男性よりも一晩あたり平均25分長く、レム睡眠の割合が高くなっています。

つまり、歳をとるほど寝れなくなるのは世界共通なんですね。

Fitbitによれば、

・睡眠時間が長くなると深い睡眠とレム睡眠が増えるものの、この2つの睡眠ステージを合わせた時間が占める割合は、睡眠7〜8時間の際に最も高くなる。7時間以下の睡眠は、全体の睡眠時間に占める深い睡眠とレム睡眠の割合を低下させる。

・通常より早く起床する際には、夜の終わりが近づくにつれて、レム睡眠の割合へ影響を及ぼしやすい。

・睡眠が5時間以下になると、夜が始まる時間帯において深い睡眠の割合が低下する。深い睡眠は細胞再生やヒト成長ホルモンの分泌、朝の気持ちのリフレッシュなど、様々な物理的プロセスにとって重要な要素となっている。

・人は無意識のうちに夜間に目覚めており、その状態は一晩あたりの睡眠の10〜15%に相当する平均55分にもおよんでいる。短時間の目覚めは健全な睡眠サイクルを構成する正常な要素である。

と、睡眠時間は7〜9時間必要である、という一般的な定説を立証しています。

前述の別の研究でも、6時間かそれ以下の睡眠時間を続けることで、認識能力が2日間徹夜した人たちと同じレベルまで下がってしまうということがわかっています。人間の体は、毎日2時間睡眠が短くなることで、2週間後には48時間起き続けているのと同じ状態になってしまうのです。

筆者もFitbit Alta HRを毎日使用して睡眠データをとっていますが、就寝時間から起床時間まで、かなり正確に計測できている印象です。使い方は腕につけっぱなしで着けて寝るだけ。軽いし電池も1週間もつので、ぜんぜん邪魔になりません。


7時間以上寝るのやっぱり大事。40億件のFitbit睡眠データが立証3
Screenshot: Fitbit/mayumine


筆者の1カ月間の平均睡眠データは、睡眠時間5時間、目覚めた状態が13%、レム睡眠が23%、浅い睡眠が49%、深い睡眠が15%という結果でした。レム睡眠の割合が平均よりも高くて安心しましたが、もうちょっと寝ようと思います…。


・6時間以下の睡眠は徹夜するのと同じだった

Image: Fitbit/mayumine, PRTIMES
Source: PRTIMES, SLEEP 2017

(mayumine)