国会情報委員会室で発言する徐薫(ソ・フン)国家情報院長=15日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国情報機関の国家情報院(国情院)は15日、国会情報委員会で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の今年の公開活動は51回となり、前年同期と比べ32%減少したと報告した。同委員会の李チョル雨(イ・チョルウ)委員長(最大野党・自由韓国党)が伝えた。

 国情院は金委員長の公開活動が2013年から減少傾向にあるとして、「すでに権力掌握に成功したため」との見方を示したという。
 また、「金委員長が(有事の際に北朝鮮の最高首脳部を排除する韓国と米国の)『斬首作戦』に関する情報を探ることに血眼になっている」として、「(公開)活動を行っても明け方にする。地方を訪問する際は専用車に乗らず幹部の車に乗っている」と説明した。
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