北朝鮮・平壌で記者会見する米大学生のオットー・フレデリック・ワームビア氏。国営朝鮮中央通信(KCNA)配信(2016年2月29日撮影、3月1日配信)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は15日、同国で身柄を拘束されていた米国人大学生オットー・ワームビア(Otto Warmbier)氏(22)が釈放されたことについて報じ、釈放は「人道的見地から」だったと伝えた。

 ワームビア氏は強制労働収容所に収監されていた間に昏睡(こんすい)状態に陥り、13日に平壌(Pyongyang)を退去させられていた。

 米バージニア大学(University of Virginia)の学生であるワームビア氏は、平壌滞在中にホテルから政治ポスターを盗んだとして15年の労働教化刑を受け、1年余りを収容所で過ごした。

 KCNAは、北朝鮮の中央裁判所が13日に示した判断によれば「重労働を科せられていたオットー・フレデリック・ワームビアは2017年6月13日、人道的見地から母国に送還された」と短く伝えた。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は米高官の話として、米当局は最近、ワームビア氏が拘束中に繰り返し殴打されていたことを示唆する情報を受け取っていたと報じている。

【翻訳編集】AFPBB News