AppleのiPhone組立を担当している台湾Foxconnが、アメリカ・ウィスコンシン州に新たなiPhone組立工場を建設する案を検討している模様です。

ミシガン州も工場建設の候補地に

Foxconnとの交渉を知る人物が現地時間14日、匿名を条件にAP通信に語った内容によれば、Foxconnは少なくとももう1州、ミシガン州も、工場建設の候補地として検討中とのことです。
 
ドナルド・トランプ大統領はその前日となる13日、ウィスコンシン州ミルウォーキーを訪れた際、

多くの企業がアメリカに移ってきている。我々は多くの企業と交渉中だ。今も非常に有名な、電話、コンピューター、テレビの素晴らしいメーカーと交渉を進めており、(ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー)州知事には、近くとてもうれしいサプライズを提供することになると思う。

と語りました。Foxconnは現在、Apple、ソニー、Blackberryなどのブランドのスマートフォンや携帯端末の組立を行っていますが、そのほぼすべての工場が中国にあります。

当初はiPhoneの米生産を否定

Foxconnのテリー・ゴウ会長は、今年1月の時点では「アメリカでiPhoneを製造することはない」と述べていました。しかしその後3月には「iPhoneの米国生産を求めるならインセンティブが必要」と主張するなど、発言に変化が見られます。
 
AP通信によれば、ウォーカー州知事は6月2日から週末にかけて非公式に日本を訪問していました。また同じ週末に、ミシガン州のリック・スナイダー州知事も訪日していたようです。
 
一見なぜ日本?と思えますが、Foxconnは昨年シャープを買収しています。またFoxconnのゴウ会長とシャープの戴正呉社長は5月、ホワイトハウスでトランプ大統領と面談したことが伝えられています。
 
ウィスコンシン・ミシガンの両州知事ともに州議会に対し、大規模な工場を誘致するための税控除案を可決するよう、圧力をかけていると報じられています。
 
 
Source:State Journal
(lunatic)